雑談

Blackstar Superflyアンプのホワイトノイズ問題

これまで家でギターの練習をする時や小規模なライブでは、とにかく小さくて邪魔にならないZT Lunchbox Juniorアンプを使っていた。出力は50Wで5インチ(約12cm)のスピーカなので、サイズに見合わない大きな音量というか余裕のある音圧でローからハイまで綺麗になる非常に素晴らしいアンプだと思っている。

しかも、このアンプにはDC9V、最大500mAのセンターマイナスOUT端子があるのでエフェクタが2台くらいなら電源を持って歩かなくても繋いで使うことができる。実際に、ちょっとしたライブではZoom AC-2(https://amzn.to/3R7IwSF)とかBOSS RC-5(https://amzn.to/3WXiLIF)とか繋いで使っていて、センタープラスのエフェクタ用に変換ケーブルを自作したりもして愛用してきた。

特に不満もなかったのだが、エレガットを使った弾き語りのためにマイクとギター用に2系統の入力があり、かつBOSS DR-01s(https://amzn.to/4aLMCXv)というボンゴやカホンなど弾き語り用のリズムボックスの音も一緒に出せるアンプに買い換えることにした。

ちなみに、ギターとマイク、そして外部オーディオ入力のすべてに対応する弾き語り用アンプとしては音の良さを考えれば他にほとんど選択肢がないくらいに優れたアンプ、BOSS Cube Street EX(https://amzn.to/4bIbxN5)も持っているのだが、とにかく重くて大きなアンプで余程のことがなければ持って歩く気にはならない。重さは、2Kg台が理想だ。

この条件を満たす選択肢としては、まず5W(2.5W x 2で4インチ(10cm)のスピーカを2個搭載するRoland Mobile AC(https://amzn.to/4dYiuLw)があるだろう。実際の音を聞いたことはないのだが、YouTubeで見る限りはちょっとペナっとした音のように感じる。またギターとマイクを別々にトーンコントロールすることはできない。

現行製品だと他にYamaha THR30ⅡA Wireless(https://amzn.to/4bAFhvq)があるが、こちらはそこそこ大きくて4.4Kgと重いので選択肢から外した。

別に現行製品にこだわる理由もないので、ちょっと前に話題になった製品を探してみるとBlackstar Superfly(https://amzn.to/3VlunDW)というアンプが見つかった。調べると、すでにカタログ上にはないようだが流通はしているようだ。

YouTubeで見た限りでは、音はRoland Mobile ACよりも良いように思える。12Wでスピーカは3インチ(約8cm)x 2なので、Mobile ACより出力は大きいがスピーカは小さいということになる。ギターとマイクは、それぞれ別々にベースとトレブル、そしてリバーブをコントロールでき、ギターにはゲインがあってエレキとアコースティックを切り替えることもできる。ちなみにマイクジャックは、XLRにも対応している。

アンプの出力とスピーカサイズのどちらを優先するかは、用途や個人の好みによるところもあると思うが、個人的には出力の方が重要だと考えている。というのも、アンプはスピーカの許容入力に対して余裕を持たせた設計になっていて、多くの場合でスピーカの性能を全て使い切ることはないと思うからだ。

つまりスピーカサイズが大きくても出力が小さい場合、音がペナペナになるだろうと想像している。そういう意味では、スピーカは小さいが出力が大きいSuperflyの方がスピーカの性能を目一杯引き出しやすいのではないかと思う。逆に言うと最大音量で鳴らすのであれば、Mobile ACのが有利なのかもしれない。しかし、いくら小さいアンプとはいえ目一杯の音量で鳴らす場面はなかなかなさそうに思うのだ。

そんなことを考えた結果、Superflyを買おうと決めたが気になることもある。この手の小さなアンプには常時ホワイトノイズが鳴るという問題があるのだが、どうやらSuperflyはホワイトノイズがかなり鳴るらしい。弾き語りアンプというのは雑踏のような常に騒音がある環境で使うので、ギターやマイクの音を鳴らしているとこうしたホワイトノイズは気にならないものだが、ユーザの評価を見る限りでは許容範囲かどうかちょっと怪しい感じなのだ。

とは言え、Mobile ACではトーンコントロールがほとんどできないので、もう自分で確認するしかないとSuperflyを買ってみた。

で、機能や音質について言えば、申し分のない製品であった。

が、やはりホワイトノイズがかなり鳴るのである。まず電源を入れてボリュームもゲインもすべて0の状態で、サーっとホワイトノイズが鳴り続ける。これは想定内で、まぁしょうがないなという感じだ。

ところが、エレガットを繋いで音を出してみると許容範囲を超えたノイズが鳴る。試しにケーブルを抜いてボリュームだけを上げていくと、相対的にノイズはデカくなるようだ。

これは困ったなとしばし思案していたが、ひょっとしてと思い立ってゲインをどんどん上げてボリュームを下げていくとノイズは減っていくのだ。ノイズが気にならない設定でエレガットを繋いだところ、ノイズは許容範囲内になって十分に使える状態になった。

日頃ギターアンプのゲインは上げると音量も増えるが徐々にオーバードライブして歪みが強くなるという考えがあったので、当初はできるだけクリーンな音質を得るためにゲインは最低限にしてボリュームで音量を稼ごうとしたのが間違っていたようだ。

アコギ用のアンプではゲインをあげても音色が変わらずにクリアな状態を維持するようなプリアンプ設定になっていると聞くので、Superflyにあるアコースティックという設定もゲインをどんどん上げても取り立てて音が歪んでいくようなことがないのだろう。

なお、ホワイトノイズは完全になくなったわけではないし、実際のところ小型アンプでノイズを完全に無くすことはできないと思うので、どの製品を買うにしてもその点の注意は必要だろう。

Yamaha FP-300MNにString Butler V1を装着

2020年にここでHeadway HCF35S ANというアコースティックギターを中古で買い、ワンツースリーサウンドのオリジナル貼り付けタイプピックアップを付けてエレアコ化して使っていることを書いた。

長らくこのギターを出しっぱなしにして仕事場の脇に置いて気が向いたらすぐ手に取って弾ける状態にしていたが、今年の初夏くらいだろうか同じ様に出しっぱなしにできるエレガットが欲しくなり、Yamaha FP-300MNというナイロン弦ギターを買い、前出のHCF35S AN同様にオリジナル貼り付けタイプピックアップを仕込んでみた。

FP-300MNというギターは、台湾のYamahaが作っていたギターのようでHCF35S AN同様にトップは単板(米杉)だが、それ以外の部分はサイドバックがラミネートのローズウッドだったり多分ナットとサドルがプラスチックだったりと廉価版ギターとして値段相応な感じの仕様のギターだ。2001年発売当初の定価が4,3000円で実売は4万円弱という感じで売られていたらしい。アコギのヘッドとペグ、ブリッジをナイロンギター風に変更したアコギとクラシックギターのハイブリッドの様なギターで、当時はそういう需要が創出できると期待されていたのだろうがあまり売れなかったようで中古でもそんなに見かけない。なので、逆に中古相場は少し高くなっていたりする。

買った中古では、まずペグがYamahaのオリジナルでなくてどこかの安い練習用クラシックギターのペグに交換され、Fishman Sonitone VT-1だと思われるサドル下のピエゾピックアップが追加されていた。このピックアップを追加する際にサドルを交換したようで、オリジナルではナット同様にプラスチックだったと思われるサドルはTUSQだと思われるサドルに交換されていた。

このギターのペグを安いがGotoh製ペグに交換し、ナットとサドルを牛骨に交換し、マイクを前述のコンタクトマイクに交換して使っている。

音についてはペグ、ナット、そしてサドルを交換したことでかなり良くなったが、まぁ値段なりという感じの音がする。非常に弾きやすいので不満はないが、今後もメインで使うかどうかには迷うところだ。

個人的に一番気になったのが、ナットからペグへの弦の角度だ。通常のクラシックギターの場合でもナットからペグにストレートで弦を巻き取れることはないと思うが、このギターでは構造的にナットからペグへ向かう弦の角度が急なのだ。これは一般的なクラシックギターなら52mm程度はあるはずのナット幅が、このギターでは48mmしかないことと無関係ではあるまい。ナット幅が狭いためナットからペグへの弦の角度がより急になるのだと思う。

この写真は真正面から撮影していないのでわかりにくいと思うが、ナットからペグに向かって弦がまっすぐに伸びていないことはわかると思う。クラシックギター(ナイロン弦ギター)は、程度の差こそあれ元来がこういうものではあるのだが、昔からこれが美しくないと思ってしまうのだ。
stringbutlerJP01

このナットと弦の角度をストレートに近づけて見た目を改善できないかと考えた末に見つけたのが、
String Butler V1オールブラックという製品だ。

このString Butlerシリーズの本来の目的は、ナットからペグへ弦の角度が付いているとナットと弦の間に偏った摩擦が生まれるため、エレキギターでチョーキングやビブラート、トレモロアームなどを使った際にチューニングが狂うという問題を解決することだ。実際に効果があるらしいことは、YouTubeに検証動画がいくつもアップロードされていて分かる。

String Butler V1オールブラックを使えば見た目の問題が少しは改善すると思うが、この製品はエレキギターを念頭にした製品であり、ナイロン弦のギターに問題なく取り付けられるのか不安があった。買って試せば良いことではあるが、過去に何か事例がないかドイツのメーカに問い合わせたところ試したことはないが取り付け自体は問題ないのではないかという答えだった。

なので、試しにドイツのメーカに直接3個発注し、その内の1個をFP-300MNに取り付けてみた。

String Butler V1はトラスロッドカバーを外してそのネジ穴を流用して取り付けることが想定されているので、本来ならギターに改造を施す必要がない点がウリだ。効果がなかったり、気に入らなければ外してトラスロッドカバーを元に戻せば良い。

しかしFP-300MNのトラスロッドはサウンドホール側で調整するようになっているのでヘッドにはトラスロッドカバーがないから、String Butler V1を取り付けるにはヘッドにネジ止めしなければならず新たにネジ穴が開くことになる。高級なギターなら間違いなく躊躇する改造だし、自分も10万円以上のギターでこの改造を施す勇気はない。

そのため、まずはString Butler V1の裏面全体に比較的に強力な両面テープを貼ってヘッドに接着してみた。触ってみても微動だにしないのでしっかり接着できたことを確認して弦を貼り直して音を出すと、音量は落ちて薄いペラペラな音になってしまった。見た目は期待通り改善したのだが、音が劣化しては使い物にならない。メーカには試験した結果として報告すると、なんと「String Butler V1は、ネジ止めしないと音は劣化すると思う」という回答が戻ってきたのだ。

そこでFP-300MNは安価なギターだし中古で買って既に改造も加えているわけで、今更ネジ穴の一つや二つはどうってことないやとネジ止めしてみると、何と生鳴りそのものが良くなった、つまり音量が大きくなったと思う。そしてミッドレンジから少し低音に向かって倍音が増えたのか音に厚みが出たようだ。

下の写真がString Butler V1をネジ止めした状態だが、ナットからペグ側へ出る弦の角度がストレートに近くなり、見た目的には満足な結果が得られたと言える。
SB_installed2

メーカに聞いたところ、どのString Butlerでも取り付けると程度の差こそあれ必ず音は変わるそうだ。それが良い方向に変わるかどうかはギターによるので、今回は運が良かったのだろうという話だった。

元々は変な角度でヘッドに接触して損失していた弦振動がString Butler V1のポストからヘッドにネジ止めして密着しているString Butler V1本体を経由してネックへと伝わっていくことで音が変わるというのはありそうなことだ。しかも個人的な感想だが、音は良い方へ変わったと思う。

String Butlerシリーズは安い製品ではないので誰でも気軽に試せるわけではないと思うが、私のようにナットからペグへの弦の角度が気に入らない人や、大幅な改造をせずにアコギやガットギターの音の改善を期待したい向きは一度試しても良いのではないかと思う。ちなみにMartin系のヘッド形状にはString Butler V1が収まらないので、String Butler V5か
String Butler V3を試すことをお勧めする。メーカでは、効果が出る保証はないが試すならString Butler V3だろうと言っている。

なお、中国の格安通販モールにString Butlerを名乗る製品、あるいはString Butlerとそっくりの製品があるが、全て偽物なので注意してほしい。メーカでは、中国のモールに出品していないし、許可も出していない。仕上がりが雑で部品の欠品があることも確認できており、工場流出品でさえないので絶対に買ってはいけない。

M1 Mac miniにハブを追加

先日、地元でちょっとした音楽イベントを主催したのだが、その模様をZOOM ズーム ハンディビデオカメラレコーダー Q4nで5時間以上定点撮影してみた。

余談だが、Q4nは現行製品ではなく、現在では
ZOOM ズーム ハンディビデオカメラレコーダー HDビデオ+4トラックオーディオ Q8が後継製品となっている。

編集と言っても、この一本の長い動画をまず曲毎に分割して画面をクロッピングして明るさと色調を調整するだけなので、編集ソフトはiMovieで良いやとiMovieで作業を始めたが、欲張ってHD品質で編集開始したため一つのファイルサイズが4GB前後と大きくなりすぎて起動ボリュームの空き容量が足りなくなってしまった。そこで起動ボリュームに空き容量を稼ごうと一時的にファイルをDropboxに退避させたのだが、いざ各動画を編集しようとするとDropboxからダウンロードが開始されて永遠とも思える時間が経過した結果として起動ボリュームの容量不足エラーになってしまうことがわかった。起動ボリュームには十分な空き容量があるように思えるが、Dropboxおよび動画編集ソフトが展開する仮想メモリが予想以上にでかいのだろう。

そこで現在は1TBの起動ディスクを2TBの外付けのSSDにクローンして動画をすべて起動ディスクにコピーして編集しようと考え、価格と仕様のバランスが良さそうなHanye 2TB 3D NAND TLC採用 内蔵型 SSD 2.5インチ 7mm SATAIII 6Gb/s アルミ製筐体 国内正規代理店品 メーカー3年保証という2TBのSSDを購入してみた。なお、この製品は現在は販売されておらず、確証はないが
Hanye 2TB 内蔵型SSD 2.5インチ 7mm 3D NAND採用 SATAIII 6Gb/s 550MB/s 正規代理店品Hanye 2TB 内蔵型SSD 2.5インチ 7mm SATAIII 6Gb/s 550MB/s 3D NAND採用 アルミ製筐体 正規代理店品 国内3年保証が後継製品ではないかと思われる。

このSSDに起動ディスクをクローンすれば良いわけだとPersonal Backup X9やCarbonCopyClonerなどを使ってクローン作成を試みるも、完成したクローンがmacOSに起動ディスクとして認識されない。色々と調べると、まず最近のmacOSではクローンをASRというコマンドで作成することになっているが、このASRというコマンドが安定して動作しない上に、現状ではCPUがAppleのMシリーズのMacは外付けのボリュームからシステムを起動することができないらしい。Appleの仕様ではクローンはASRで作成するべしと書かれているようなので、仕様通りに考えるならmacOSのバグということになるんだろう。

ここで諦めかけたのだが、ふとiMovieの作業ファイルを外付けのSSDに保管し、かつ動画ファイルはDropboxから外付けSSDにコピーすれば良いのではと思いつき、「ムービー」フォルダ内の「iMovie ライブラリ」ファイルを外付けのSSDにコピーしてダブルクリックしてiMovieを開くと正常に動作しているように思われた。

次はDropboxから動画を外付けSSDにコピーすれば良いわけだが、これがうまくいかない。ファイルサイズがデカすぎるのか、何かシステム環境の問題なのかFinderやWebブラウザでDropboxから該当ファイルを外付けSSDにコピーしようとするとダウンロード中にエラーになってコピーできないのだ。

流石にこれで終わりかなと思いつつも他の方法でDropboxにアクセスできないのか調べると、DropboxはFTPもサポートしているようだ。そこで、ひょっとしてと思って一番お気に入りのFTPクライアントであるTansmitを起動すると、何とデフォルトでDropbox対応しているではないか。で、早速にTransmitでDropboxから1個の動画ファイルを外付けSSDにダウンロードするとエラーにならないことがわかった。ではということで、全てのファイルをダウンロード開始して一晩放置すると、翌日には全てのファイルのダウンロードが正常に完了していたのだ。

こうして当初の思惑とは違う形ではあるが、無事に動画の編集ができたのだった。

なお、M1 Mac miniに外付けSSDを接続するにあたり、収まりよく邪魔にならないように
GIISSMO Mac Mini 用 USB Type C ハブ 2.5インチ HDD/SSD ケース 7-in-1ドッキングステーション SATA対応 USB 3.0 / 2.0ポート Micro/SDカードリーダー Mac Mini 2018/2020/2023に対応というドッキングステーションも同時に購入した。M1 Mac miniはポートの数が少ないので、この製品を導入したことで一石二鳥を狙ったものだ。今のところ目的は全て達成されており、良い製品を買ったと思っている。

関節炎の話

今日は、関節炎の話です。健康とか体調とかについては、もっと本格的な情報を公開している人がいっぱいいるので、ここに書く必要もないとずっと思っていたけれど、この自分の関節炎の話は他の人のためにもなるかなと思って書くことにしたものです。

自分は、10年ほど前から冬になると両手の指の関節が腫れて曲げられないほど痛むという症状に悩まされてきました。冬になって気温が0度前後になると始まる症状であり、温めると少し良くなるし、春になって気温が上がると自然に改善することから、ずっと急性リウマチだと思い込んでいました。

ここ数年は、とにかく冬でも指を冷やさないことを心がけたことと、温暖化の影響で冬の気温が以前よりは高めになったこともあり、腫れて痛くはなるけれど耐えられないほどではなくなっていました。

ところが2021年の11月、それほど寒くもない日に指の関節が痛み始めたのです。おかしいなぁと思って病院に行ってレントゲンを撮ると、リウマチならば急性であっても10年前から症状があるなら関節が変形しているはずのところ、関節は至って正常な状態であることがわかりました。

そこで血液検査をすると、なんと尿酸値が非常に高くなっていたのです。しかし、これまで定期的に血液検査はしていて尿酸値の異常など出たことはないと医者に説明すると、夏の間は自然と水分をとるから調べても尿酸値は正常なのだが、冬になると水分の摂取量が極端に減って尿酸値が上がる人がいると言うのです。確かに、自分はもともとあまり水分を取らない方だし、考えてみると冬に血液検査をしたこともなかった気がします。

尿酸値が上がったことで手の指にだけ症状が出るのは珍しいが、ないことでもないので、毎日2リットルの水を飲んで違いがあるか試してみようと言うことになりました。

結果から言うと、毎日2リットルとは言わないまでもこれまでにないほど水を飲むようにしたら、全然症状が出なくなり、2022年の冬も問題なく越えたのでした。これまでの苦労が嘘のようです。

つまり、自分の手の指の関節が腫れて痛くなったのは冬になって水分の摂取量が極端に減って尿酸値が上がったことが原因であり、リウマチとは全くの無関係だったわけです。尿酸値が高くなることの問題としては、痛風や腎臓結石が有名だと思いますが、手の指の関節だけが腫れると言うこともあるのです。

そういえば、長野県で冬に弾き語りをしたときに「冬になると手の関節が腫れて痛むので苦労しますよね」と言ったら、誰一人として反応もせず、ボカーンとしていたことを思い出した。あるあるだと思っていたのは、自分だけだったのだ。

パソコン冷却台の電源を入れる季節が来た

まだ6月だというのに日中の気温が30度を超えてしまい、早々にM1 MacBook Airの下に敷いている冷却台の電源を入れることになった。

M1 MacBook Airは、それ以前のラップトップMacほどには熱くならないと思うが、それでも気温が30度を超えるとパームレストの部分が手を置いたままにできないほど熱くなる。

以前は、
エレコムのFAN-U191WHという非常に静かな小さなUSB扇風機でパソコンの下に風を送っていたのだが、送風するとどうしても風が手にあたって冷えてしまい痛みを感じるようになってきたため使用を断念し、色々と代替案を試した結果、やはりエレコムのSX-CL22LSVという冷却台に行き着いた。

この製品のファンは強弱の2段階に切り替えられ、弱ならFAN-U191WHほどの静音ではないけれど気にならない程度の音なのだ。ちなみに強ではうるさくて仕事にならない。

しかし、6月からこの冷却台を使うようになるとは思っていなかったなぁ。

Nux Mighty Pluyg MP-2

ライブハウスなどに出演する場合、アマチュアではワンマンなどということはなく対バンがほとんどだろう。

そのような場合、楽屋を他のバンドと共有することになる。楽屋がないライブハウスでは、観客と同じスペースを共有有することもある。

出番が来るまで待機している間もギターやベースを練習したいと思っても、ざわざわした状況では思うように練習できない。

そんな場合、ギターやベースのジャックに直接差し込むヘッドフォンアンプが重宝する。

以前は
VOXのAC-30という製品を使っていたが、電池の交換が面倒な点を除けば特別な不満もなかった。

しかし、昨年から電池式でなく充電式の
Nux Mighty Plug MP-2を使っている。価格的にはAC-30の倍以上する感じだが、スマートフォン用のアプリを使って多彩な音作りができるマルチエフェクタ、アンプシミュレータでもあり、とにかく使っていて楽しい。不満をあえて言えば、新たにIRを読み込めないのが残念だ。この製品には、IRもエフェクトもさらに充実し、IPの読み込みにも対応するNux Mighty Plug Pro (MP-3)という後継製品もあるが、イヤフォンで練習したいだけならMP-2で十分だろう。

Acer Aspire ONE 722をSSDにする

Windows用のソフトウェアを試験するためにAcer Aspire ONE 722を引っ張り出してきた。サイズが小さく、デザインや色も気に入っているマシンだが、CPUがAMD Dual-Core Processor C-50 (1.0 GHz)という非力なマシンで、元々のWindows 7ではそんなにひどくなかったが、Windows 10では一回の操作ごとに処理が完了するまでしばらく待たされる感じになってしまう。

これまで、ウェブサイトやウェブアプリのWindowsでの動作や表示を確認する目的なら何とかなっていたのだが、このままではちゃんとしたソフトウェアの試験はできない。すでにRAMはデフォルトの2GBから4GBへアップグレードしてあり、元々のWindows 7の頃は少しは4GBの恩恵があったが、RAM容量で処理速度が劇的に高速化する仕様のマシンでないため、Windwos 10にしてからは実用的な速度で動作したことはなかったのだ。

とはいえ、試験のためだけに新しいWindowsマシンを買うのももったいないから、320GBのハードディスクを500GBのSSDに換装することにした。ついでにRAMも対応する最大容量だと思われる8GBにしてみよう(公式対応は、最大4GB)。500GBの内蔵SSDは6,000円くらいからあるし、8GB RAMも4,000円前後からあるので、約1万円のアップグレードだ。

手順としては、まずRAMを交換してRAM 8GBでも正常に動作するか調べる。次にSSDを外接で接続してNTFS形式でフォーマットする。そして既存のWindowsシステムをSSDに丸ごとディスククローンする。最後に内蔵ハードディスクをクローンしたSSDに交換して正常に動作するか確認する、という感じだろう。

ちなみにAspire ONE 722はRAMやHDDの交換が非常に楽なマシンで、バッテリを外してネジを一本外せば裏蓋が取り外せるのでRAMもHDDもすぐに交換できる。

今回は特に深い考えもなく、Amazonで安くて良い評価が多い製品としてSSDは「シリコンパワー SSD 512GB 3D NAND採用 SATA3 6Gb/s 2.5インチ 7mm PS4動作確認済 3年保証 A55シリーズ SP512GBSS3A55S25(実質は500GBをちょっと切る容量)」

と8GB RAMとして「Timetec Hynix IC ノートPC用メモリ DDR3L 1600 MHz PC3 12800 1.35v 204 Pin SODIMM Laptop memory upgrade 永久保証 (8GB) 」

を購入した。

RAMについては容量を増やしてもさほど高速化しないことは分かっていたが、とりあえず8GBまでアップグレードできるのか確認したかったのであえて購入したものだ。なので、以前のRAMはCL9のところ今回は少し速度が遅いCL11だが特に気にしないことにした。CL9とCL11の速度差を調べた人によると、その差は数%程度ということなので問題ないという判断だ。実際のところ、SSD換装後に元の4GBに戻して試したが特段の差は感じられなかった。

で、まずRAMを交換してマシンを立ち上げると、なんか前より遅くなっている。あれっと思ったが、しばらく使っていなかったのでWindowsの更新プログラムが適用されたようだ。久しぶりにWindowsマシンを立ち上げた際のあるあるかな。で、もともと遅いマシンでもあり、普通に使えるようになるまで数時間はかかっただろうか。

使えるようになると、以前より若干だが反応は良くなったようだ。と言っても、決して快適なわけではなくRAM容量を8GBにできるが、増やすことに大きな意味はないことが確認できた。

で、次にSSDのフォーマットだが、これが案外と大変であった。まず新たに購入したSSDをNTFSフォーマットしなければならないが、手元にあった接続ケーブル、「ELUTENG SATA USB変換 2.5 インチ HDD/SSD用 SATA3 USBケーブル 高速転送 SATA3 USB 3.0 or USB C 変換アダプタ UASP対応 容量2TB Windows/Mac OS 両対応」

が古い製品だからか、接続してもフォーマットするか確認されない。調べてみると、SSDはExternal Diskとして認識はされているが、SCSI接続のデバイスとなっているようだ。

フォーマットできなければ既存のシステムのクローンも作れないわけで、とりあえずここまでかなと諦めかけた時、ふとボリュームとしてマウントさえ出来ればフォーマットはできるのではないかと考え、macOS側でexFAT(MBR)としてフォーマットしてみるとWindows側でもボリュームとして認識してマウントされたのでNTFS形式で再フォーマットができた。ということは、接続ケーブル自体の問題ではなかったわけだが、何かしらケーブルとSSDとの相性みたいなものがあるのかもしれない。

なお、Aspire ONE 722のハードディスクはMBRパーティションになっていてブートモードがレガシーだから、exFATでフォーマットする際にもGUIDパーティションテーブル(GPT)でなくMBRを指定する必要がある。マシンのBIOSによってはブートモードをレガシーからUEFIに変更できる場合もあると思うが、Aspire ONE 722ではブートモードを変更するオプションが見つからないのでSSDもMBRでなければならないようだ。

SSDがNTFSフォーマットできたら、既存システムをSSDにディスククローンする。色々な方法があるのだろうが、今回は
AOMEI Backupper Proを使ってみた(無料のAOMEI Backupper StandardでもMBR形式からMBR形式ならクローンできるようだが、MBP形式からGPT形式へのクローンにはPro版が必要だ)。ちなみに、ネット上で無料でクローンを作成するソフトの定番のように紹介されているEaseUS Todo Backup Freeというプログラムは現在では無料でクローンはできなくなったらしい。個人的にはAOMEIの方が使いやすいと思うし、年間契約方式のEaseUSよりライセンスに生涯アップグレードが含まれているAOMEIのが良いように思う。

クローンにかかる時間は、CPU処理速度、データ総量、ボリュームの読み書き速度、クローンに使うソフトウェアなどで変わると思うが、普通は1時間から数時間かかると思っていた方が良い。今回はデータ総量が100GBもなかったので2時間程度で完了したが、AOMEIの場合はPro版がStandard版より高速動作するとされているので、Standard版だったらもっと時間はかかったと想像される。

こうして起動ボリュームをSSDに交換し、起動してみると確かに早くなっている。とは言え、抜群に早くなったわけではなくギリギリ使えるレベルになった感じだ。その後、主要な機能をあちこち開いたり閉じたりしつつ再起動を何度か繰り返すと、キャッシュが構築されてきたのか少しだけ反応は良くなった。

なお、今回はソースより容量が大きなSSDを使ったので、クローン後に未使用部分が出て勿体無いし、SSDは空き容量が大きい方が寿命が伸びるらしいから、ディスク管理画面からボリューム拡張を使ってパーティションを拡張しておいた。

M1 MacBook AirとThunderbirdメーラ

ソフトウェアの試験用にM1 MacBook Air (8GB/256GB)を買って試しているが、巷で言われている通りに高速であり、試験が終わったらメインのマシンとして使おうと思っている。

ただ、何故かThunderbirdメーラが異常に遅くて使い物にならない。M1チップのせいかと思っていたら、macOS 11 Big Surだと重くなるらしい。

どうしたものかとしばし思案した結果、単にBig Sur完全対応していないだけかもしれないと気付き、ベータ版(85.0b2)を導入したところ全く問題速度で動作することが確認できた。

Headway HCF350とギターの音

最近、Headway HCF35S ANというアコースティックギターを中古で買った。


日頃から出しっぱなしにしておいて気にならない安いアコースティックギターの中古を探していたが、なかなか自分に合うギターには巡り会えなかった。ところが、このHCF35というギターは持った瞬間から手にしっくりきただけでなく、音もワンラン上のギターの音がすると感じたのだ。トップがスプルースの単板なのだが、これが非常に良くなる印象だ。

このギターそのものの詳細な情報は知らないのだが、長野県松本市のギターメーカ、ディバイザーの廉価版シリーズの一本らしい。すでに製造は終了していて、型番から分かるように定価が35,000円で実売は3万円弱くらいだったようだ。

形状からするとMartin OM28辺りを模したギターのように思われるが、Martin OM28のような深みのある音は出ない。それでも非常にバランス良く鳴り、HCF35というギターを知らなければ中古で1万円そそこそこのギターと思う人は皆無だろう。

で、このギターを買ってから毎日のように弾いて、ふと思い至ったのがギターは音よりも弾きやすさが重要だということだ。これまでも音に惹かれて買って、結局は手放したギターも多いが、今思えば弾きやすさが足りなかったんだと思う。

Ibanez JP-20を買った時、なんて弾きやすいギターだろうと思ったが、高いギターなので当たり前だとも思った。しかし、HCF35を弾いてみて値段は関係ないんだとやっとわかったということか。

そう思うと、音は大好きだが何故かあまり弾かないEpiphone Riviera(ミニハムバッカーのタイプ)なんかは、その典型で弾きやすさが足りないってことなんだろう。この辺、老化による肩や腰の痛みから重いギターを長時間担いでいられなくなったこととも関係あるかもしれない。

ギターが好きな人には音のが重要だ、あえて言えば音が全てと思う人も多いと思う。自分もずっとそう思っていた。しかし音を重視して弾きやすさを犠牲にするのは、好みのデザインながら足の形に合わない靴を履き続けたり、同様に違和感があるままスーツを着続けるのに似ているように思う。

今後もギターを買うことがあるならば、もちろん音も重要ではあるが、選定基準としてまずは弾きやすさを優先するように心がけよう。

JackTripを使ったリモート同期セッション

これまでリモートでの同期セッションには、MusicianLinkのJamLinkというセットトップボックスを使ってきた。

しかし、MusicianLinkは数年前から開店休業状態で新規アカウントを作ったり、既存アカウントのパスワードを変更したり、JamLinkのファームウェアをアップデートすることができない。またコンソールを呼び出せないので、従来のウェブサイトにログイン中の友人同士で簡単にリモート同期セッションすることもできない。

JamLinkのファームウェアが最新なら、JamLink同士で直接に接続してリモート同期セッションは可能だが、前述の通りファームウェアのアップデートができないので手元の古いJamLinkは利用価値がない。

よく似た製品とサービスには後発の
JamKazamがあるが、こちらも連絡がつきやすいというわけではなく、またJamLinkより高機能で魅力的に見えるセットトップボックスも受注生産のような状態にあって気軽に使えるものではない。

そこで、JamLinkの基盤となったリモート同期セッションの技術であるJackTripを試してみようと試行錯誤している。

JackTripは、まずmacOS、Windows、およびLinux系のOS上で動作するJackというサーバプログラムを起動させ、そこに複数のJackTripクライアント端末から接続して高音質で音声を双方向に送受信するというものだ。遅延(レーテンシー)を極力抑える点がミソで、通信速度が十分に高速なら、ある程度の距離までリアルタイムでセッションができる。距離が離れるほど遅延が大きくなるので、そんな遅延を改善するためには音質を下げていくことになるが、下げすぎると音は単なるノイズになってしまうので実際の端末同士で試験しながら調整する必要がある。

日本は比較的に高速な回線が張り巡らされているが、ほとんどがいわゆるベストエフォート方式なので時間帯や曜日などタイミングによって最適な設定が異なる点にも注意が必要だ。

JamLinkの場合、高速回線なら300km位の距離まで1対1でさほどの遅延なくCD音質でセッションできたので、JackTripでも同様なのではないかと想像している。

JackTripを試すには、まずWindowsかMac、あるいはLinuxマシンがあれば良いわけだが、試験用に専用マシンを用意しようと考えた。余っているMacBook Airもあるが、試験には2台の端末が必要になるので、どうせなら面白みがあった方が良いと考え、1台は非常に非力なUbuntu端末、Intel Computer Stick STCK1A8BLFCを使うことにした。


このSTCK1A8BLFCは、すでに製造は終了しているスティックコンピュータでRAMが1GBでストレージが8GBと最小構成、搭載されているUbuntuも最新でなく14.0.4という普通に考えたらまともに動くか不安になる製品だ。

しかし個人的にソフトウェアを試験する場合は、可能な限り貧弱で古い環境で試験するべきと考えているので、この製品は最適に思える。

で、端末(ターミナル)を呼び出して
apt-get install qjackctl jackd jacktripでJack用のUIであるqjackctl、jackサーバであるjackd、そしてJackTripをインストールしてみた。なお、jackdはqjackctlに含まれているはずなのに自分の環境ではうまくいかなかったのでjackdもインストールしているが、本来は不要かもしれない。

何の問題もなければ、qjackctlを起動して設定を行って開始をクリックしてjackサーバを起動し、端末からjacktrip -sと入力すればJackTripをサーバモードで起動してクライアントになるJackTripからの接続を待機する状態にできるはずだが、そんな簡単なものではなかった。

まずqjackctlを開始してもjackサーバが起動しない。設定がおかしいのだろうと色々といじった結果、まずはデフォルトのInterface名である「(既定)」が認識されていないようなので、これをdefaultに変更した。これで少し進んだようだ。

次に音声入出力が認識されていないようなので、
STCK1A8BLFC自体に音声入出力する機能がないことが原因だろうと考え、USBポートにオーディオインタフェース、Steinberg UR22mkIIを接続してみた。


ただし接続しただけではダメで、
qjackctlの入出力デバイスを両方ともhw:1に変更して明示的にオーディオインタフェースを指定した。

これでOKかと思えたがエラーは続き、ユーザがaudioグループに入れないようだったので、
sudo usermod -a -G audio theusernameaudioグループにユーザを追加してみた。

これでjackサーバは起動し、クライアントからの接続を待機する状態になったので問題は解決したと思われたが、クライアントが接続してくるとソケットをバインドできないエラーになってしまう。

これがどうしても解決できずに諦めかけたが、ひょっとしてと思い、アップデートを全て適用してみた。事前の試験で、このアップデートを行うとWiFiとBluetoothが使えなくなってしまうことがわかっていたので最後の手段ではあるが、USBハブをつけてUSB->Ethernetアダプタを介して有線でインターネットに接続した状態にし、アップデートを完了すると、ソケットの問題は自然に解消したようだ。

ちなみにUSBキーボードとマウスも必要なので、オーディオインタフェース、キーボード(と必要ならマウス)、そしてEthernetを接続するためにUSBハブは4口以上のものが理想となる。

これでとりあえず宅内でMacBook Airで稼働しているJackクライアントからJackサーバである
STCK1A8BLFCに接続してみると音声は双方向に送受信できているようだ。

音質を色々と調整したところ、サンプリングレートは4800、フレーム/ピリオド(バッファーサイズ)は512が最適なようだ。これ以下にするとノイズが入り始める。

とりあえず宅内ではうまくいったので、今後は実際に遠隔地で遅延なくリモートセッションができるかを試してみよう。その場合は、ルータで
JackTripが走る端末に対してUDPのポート44644465ポート転送する必要がある。

また、JamLinkのファームウェアが最新なら接続先としてIPアドレスを指定できるので、JackTripのサーバをJamLinkモードで起動しておいて、JamLinkをクライアントのセットトップボックスとして使うこともできるはずだ。JamLinkが使えれば面倒なソフトウェア的な設定も要らないから、MusicianLinkが少なくともファームウェアのアップデートを再開することに期待したい。

MacBook AirのためにBluetoothキーボードを買う

詳細は割愛するが、長年使っているMacBook Air mid-2012 11インチのトラックパッドを交換しようとしてキーボードコネクタを壊してしまいReturnキーを含む右寄りの5個ほどのキー以外は一切反応しなくなってしまった。パワースイッチがない機種なので起動もできないのかと思ったら、仕様なのか定かではないが自動的に起動はするようだ。しかしパスワードが入力できないから、ログインすることはできない。

古くてでかいUSBキーボードを引っ張り出してきて、とりあえずはパスワード入力してログインし、太ももにキーボードを置いて使えるようになったが、このMacBook Airを持ち出す際にこのでかいキーボードも持って歩くことはできない。

最後の手段としてキーボードを交換することも考えたが、お盆休みに入ってしまったので交換用キーボードを発注したとしても届くのは8月下旬になるだろう。MacBook Airを買い換えることも考えたが、Appleは2015年を最後に11インチの製品を出していないので中古で探すことになる。となると、やはり手元に届くのは8月下旬と考えた方が良いだろう。

それまで待てないので小型のBluetoothキーボードを買うことにした。

まず、MacBook Airのキーボード部分の上に置いてあたかもMacBook Airの一部かのように使える必要があるから、縦と横のサイズが重要だ。寸法でいうと、横が約285mmで縦が約120mmくらいのようだ。このサイズのキーボードは何種類か見つかったが、さらに大事な点がある。それは底が平らだとまだ反応するキーを常時押してしまうから、キーボード上にある程度は浮いた状態にならなければならないということだ。

特定のキーボードがこの条件に合うかどうかを調べるのは案外と大変だが、確信はないもののネット上の情報を総合すると、エレコムのTK-FBP102XBKが合いそうに思えた。


で、今日実際に製品が届いたので、MacBook Airのキーボード部分の上に置いて使ったところ、キーには干渉せず使えることが確認できた。この文章もTK-FBP102XBKで打っているが特に問題はない。

あえて問題をあげると、入力モードを英字に切り替える英数キーがないことだ。かなキーは変換キーで同じ操作ができるが、英数キーに当たるキーがなく、Fnキーを押しながら変換キーを押すことで英字モードになるのが仕様なのだ。これは慣れるのにちょっと時間がかかりそうだ。

いずれにしろ、MacBook Airと一緒に持ち歩けるキーボードが用意できたのでよかった。お盆が明けたらキーボードそのものを交換するか決めよう。

古いmacMiniを外付けSSDから起動

試験に使っているmacMini (Late 2012) macOSHigh Sierraにしてから耐えられないくらいに遅くなってしまった。買った当時は十分に高速だったけど、やはりシングルコアで内臓メモリが4GBでは、最新のmacOSには非力ということなのだろう。

最新のmacMiniに買い換えようと思っていたけれど、以前に古い
MacBook Proの内蔵HDDSSDに交換したら見違えるほど高速化したことを思い出した。macMiniは基本的に自分で内蔵ディスクを交換できないが、SSDを外付けの起動ディスクとして使っても高速化が期待できるのではないかと考えた。

そこで安い
2.5インチで480GBSSDを買って、

SATA->USB3変換ケーブル

で直接接続して試したら、バッチリ蘇った。
SSD本来の性能は出ていないのだろうけど十分に高速で、耐えられないくらいに遅くなったHigh Sierraを使っていた身としては買った当初より高速に感じてしまう。

SSDとケーブルで合計1万5千円を切る金額だったので、最新のmacMiniの最小構成が5万円程度であることを考えるとかなり節約できたと言える。

Bluetoothイヤホンを買い足す

前回書いたBluetoothイヤホンだが、また1,580円で販売されていたので、今度は色違いの白を買ってみた。

すでに現行製品ではないと思うので、どういうタイミングで発売になるのかわからないが、楽天のラクーポンというサービスに不定期に出てくるようだ:
https://racoupon.rakuten.co.jp/deal/152196

この製品はBluetooth 3対応製品なので、省電力のBluetooth 4よりも音楽の再生時間が短い。仕様では3時間となっているが、多くのイヤホンのバッテリが故障を防ぎ、寿命を伸ばすために100%充電にならないようになっている。この製品も同様の多くの製品同様に80%以上に充電されることはない。つまり連続再生は最長でも2時間強なのだ。

さらに言えば、私の場合は出張の移動中に装着し続けることが主な目的だが、移動は4時間を超えることがある。すると、この製品では着けっぱなしとはいかないのだ。途中で仕事をしたりするので、4時間ずっと着けっぱなしにする必要はないが2時間強では心もとない。

そこで二個を携帯し、バッテリが切れたら交換することを想定した。こうして順番に充電することで、2時間だろうが4時間だろうが、時間を気にせずに常に使えるようになるのも嬉しい。この辺は非常に小さく軽い製品だからこそ可能になる考え方だろう。

二個買ったということは合計で3,000円以上になるわけで、だったらBluetooth 4のイヤホンを一個買えば良いじゃないかとも言えるが、イヤホンはケーブルの断線などで使えなくなることがあるので二個あったほうが安心なのだ。

この製品は、値段から考えると音も良いし、操作性も悪くないので、しばらく困ることもないだろう。これでゆっくりと余裕を持ってBluetoothヘッドホンを選ぶことができそうだ。

そう言えば、100円ショップでSより小さい9mmのイヤパッドを買ってきて装着して見たら、収まりも良く、圧迫感もなく、これが自分の耳に一番合うようだ。

Bluetoothイヤホンを買う

以前、ここでAKG Q460というヘッドホンについて書いたことがあるが、コンパクトでありながら音と軽さのバランスが良いヘッドホンで非常に気に入っており、出張の際は常時装着してきた。


ところがiPhone 7+ではイヤホンジャックが廃止されたためヘッドフォンが使いにくくなった。iPhone 7+にはLightningコネクタをイヤホンジャックに変換するケーブルがついて来るが、これが非常に脆弱で案の定半年と経たずに断線してしまった。また、iPhone 7+にはLightningコネクタが1個しかないため、ヘッドホンを接続している間は充電ができない。

そんなわけで、これを機会にBluetooth方式の無線イヤフォンを買うことにした。ヘッドホンでなくイヤホンなのは、単純にヘッドホンはまだ値段が高いが、イヤホンは根気よく探せば安い製品が見つかるからだ。

本命はAppleのAirPodsだが、所詮はイヤホンであり、音については多くを期待できない。


であるならば、とことん安い製品を選ぼうということで探したところ、
デジタルランドのDL-726という製品が1,600円くらいで投げ売りされていた。仕様的には、Bluetooth 3.0とさらに省電力な4.0でないし、ノイズキャンセリングもないので、世代的に古い製品なのだろう。すでに製品ページもないようだ。

しばらく使っているが、音飛びもないし、ノイズもほとんどない。音はデフォルトでは高音がキンキンするが、iPhone側のミュージックでイコライザをSmall Speakerにしてやると丁度良いようだ。

Bluetooth 3.0のため連続再生時間が3時間以下のところが気になるが、基本的にBluetooth対応で軽くコンパクトなヘッドホンと出会うまでのつなぎのつもりなので良しとしよう。

なお、最初からついてきたイヤーパッドが一般に言うMサイズなのだが、自分の耳の穴が小さいのかうまく合わず、すぐに抜けてしまった。そこで100円ショップでSサイズのパッドを買ってきて取り替えてみたところ、非常に具合が良い。

Bluetooth方式のイヤフォンを探している人で、私のようにつなぎの製品を探している場合には安い製品の中でがっかりさせられなさそうなのを選んでも良いだろうが、しばらく使い続けるのであれば素直に省電力で連続使用時間が長いBluetooth 4.0とノイズキャンセリング機能付きの製品にすることをお勧めする。

自分で名刺印刷

名刺を使ったプロモーションのアイデアを実物を使ってデモするために、久しぶりに自分で名刺を印刷した。

名刺の裏にプロモーション用の情報が印刷されているというのは珍しくないが、今回は一枚ずつ異なるシリアル番号が印刷されている。その1枚の名刺をもらった人だけが、そのシリアル番号を使ってネットから限定コンテンツをダウンロードできるのだ。

こういうアイデアって以前からありそうだが、格安名刺ではシリアル番号の印刷には対応してくれず、カスタムで注文するとべらぼうに高くなってしまうので、誰もやっていないようだ(やってるかも知れないが、自分の周りでは見たことも聞いたこともない)。

今回はアイデアをデモするだけなので、必要な名刺の枚数は100枚だ。そこで、家のインクジェットプリンタを使って名刺を印刷することにした。

デモとは言え、ペラペラの紙では貧相なので、近所のヤマダ電機へ赴き、入手できる名刺用紙で両面対応して0.28mmと一番厚みがあるELECOMのMT-HMN3WNを買ってきた。12枚入りで1枚の用紙から10枚の名刺が作れるので、合計で120枚の名刺が印刷できる。約650円くらいだったと思う。

なお、0.28mmの厚みだと事務所のプリンタ、EPSON PM-780cでは工夫しないと用紙が正常に引き込まれないので、次は0.22を買ったほうが無難かも知れない。

今回はすぐに印刷しなければならなかったのでヤマダ電機へ行ったが、急いでいなければAmazonで25枚(名刺250枚分)入りを買った方が安上がりだろう。


その昔には、自分で名刺を作るのが面白くて随分と印刷したが、その方法などを全て忘れてしまっていた。また以前はFileMaker Proで印刷プログラムを作っていたが、もう遥か昔の話でデータも残っていない。

今回のアイデアでは、各名刺固有のシリアル番号からこれまた固有のQRコードを生成して同時に差し込み印刷しなければならないので、そんな名刺印刷用プログラムがないかなと思って探したら、A-Oneのラベル屋さん9を見つけた。

このプログラムでは、あらかじめExcelでシリアル番号とQRコードの元になる文字列をリストしたデータを作っておいて、それをcsvに書き出して読み込んで名刺上のテキストオブジェクトとQRコードオブジェクトに関連付けするだけで、各名刺に固有のシリアル番号とQRコードを自動で差し込み印刷できるのだ。

本来は、こうした一連の流れを自動化しなければならないのでプログラム開発が必要なるが、今回はデモするだけなのでこれで十分だ。

用紙として「A4(最大)」を指定しなければならないとか、厚手の用紙なので引き込まれる部分の端に爪で少し傷を入れないと正常に引き込まれないとか、以前にも苦労したことを全て忘れていた。そんな試行錯誤もあったため、2枚の用紙で印刷に失敗して無駄にしてしまった。用紙が12枚入りだったから、結果として100枚の名刺が印刷できたが、危ないところであった。

YAMAHA SLG200Nが欲しい

YAMAHA SLG200N NT ヤマハ サイレントギター SLG-200N クラシックギター ナイロン弦仕様が欲しいです。もう、単純に欲しい。

色違いのYAMAHA SLG200N TBS ヤマハ サイレントギター SLG-200N クラシックギター ナイロン弦仕様(タバコブラウンサンバースト)やYAMAHA SLG200N TBL ヤマハ サイレントギター SLG-200N クラシックギター ナイロン弦仕様(トランスルーセントブラック)も欲しい!

私は、YAMAHA サイレントギター ライトアンバーバースト SLG130NW LABを持っていて、すごい気に入っているんだけど、新しい200シリーズでは、チューナ内蔵、リバーブとコーラスをそれぞれ調整しながら同時にかけられる、SRTピックアップ、ネックにトラスロッド内蔵、電池が単3を2本、などと改良されたので見劣りしてしまう。

130NWは、ライブの予備にして200Nをメインにしちゃうだろなぁ。以前のように限定色とか出るかも知れないから、発売直後に買うのはやめておこうかな。

モスバーガーのとびきりハンバーグサンド

モスバーガーって、10年くらい前までは大好きなハンバーガー屋で足繁く通っていたけど、ここ数年はまったく行っていない。最大の理由は、てりやきチキンとモスチキンが中国産で最終加工地も中国だからだ(チキンナゲットは国産)。

以前マクドナルドについても同様のことを書いたが、基本的に中国産のチキンを扱うファーストフードには行かないことにしている。

豚とか海産物とか野菜とかも、分かれば極力避けているがチキンほどではない。これは、中国産のチキンだから信用できないということだけでなく、あれだけ問題になっている中国のチキンを未だに扱っているファーストフードチェーンの方が信用できないからだ(マクドナルドについても、そう書いたと思う)。

しかしモスバーガーには、とびきりハンバーグサンドという国産牛肉のハンバーガーがあり、これは認めている。とは言え、やはりチキンが中国の間は可能な限り行かないことに決めている。

で、とびきりハンバーグサンド「ビストロ風マッシュルームソース」である。


こいつは、ちょっとそそられる。しかしモスバーガーのホームページでは、ソースの素材について確認できない。

そこでモスバーガーに問い合わせたところ、
> マッシュルームソースにつきましては公表しておりません。

ということだった。

私は、原産国について公表していない場合は、すべて中国産と判断することにしている。

なので、とびきりハンバーグサンド「ビストロ風マッシュルームソース」を食べることは永遠にないだろう。

ソースの素材まで原産国を公表するべきかどうかについては異論もあるだろうが、食べないと死んじゃうものでもないわけで、そっちが公表しないなら、こっちは食べませんよというだけの話だ。

特にモスバーガーの場合は、前述の通りチキンが中国産だし、提携しているミスタードーナッツも中国産の飲茶でイメージダウンしているのに未だにホームページで飲茶の原産国を公表しないなど(小麦粉以外一切公表していないようだ)、とにかく良いイメージを持っていない。

ミスタードーナッツなんて、別の会社じゃんと言われると思うが、私の中ではモスバーガーはすでにミスタードーナッツ同様にダスキン傘下というイメージであり、両社を分けては考えられない。

いずれにしろ、初代社長の頃は大好きだったモスバーガーに対して、よく言えばここで苦言を呈しておこう、悪く言えば文句を書いておこうと思った次第だ。

謹賀新年

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

DSDは本当に良い

最近は、音楽はほぼiPhone 5で聴いていて、それで大きな不満もないんだけど、時々アナログ盤を大きな音で鳴らしたいと思うことがある。
と言っても、もう配線もしていないでかいコンポを引っ張り出して来るほどの気力もない。
最近ではハイレゾ音源の入手も簡単になっているので、いっそハイレゾ対応のポータブルプレイヤでも買おうかなと思って色々と調べているが、
AK240とかCalyx MとかDSDをネーティブ再生できるポータブルプレイヤは10万円からととにかく値段が高い。
かといって、DSD->PCM変換ではDSDの良さは半減してしまうから安いポータブルプレイヤを買ってもしょうがないしなどと考えていて、ふとKorgのMR-1のことを思い出した。
私のMR-1は、2年前くらいにハードディスクエラーが出るようになり、すぐに起動しなくなってそのまま放置してある。
ディスクエラーだけなら、パソコンにつなげてフォーマットし直す手があるが、起動しないので何もできないのだ。
でも、エラーが出てから起動しなくなったというのは、まずディスクが古くなって不良セクタが出始めて、同時にバッテリが古くなって起動ができなくなったと想像される。
ならば、Korgに送ってバッテリを変えてもらえば起動するようになり、その後フォーマットすれば使えるようになるのではないか、と思い立った。もちろんハードディスクは消耗品であり、これからも不良セクタはドンドン増えるだろうけど、とりあえずフォーマットさえできれば使い続けられるはずだ。
どっちにしろディスク容量が20GBしかない製品だから、でかいDSDファイルを詰め込んで本格的に使うことはできない。お気に入りの音源だけをコピーしておいて、時々高音質で聴いて満足できればそれで良い。
というわけでKorgに送ったところ、まずあちらの環境で起動はするということだ。ただしディスクエラーは起きている。フォーマットすれば使えるようになると思うが、バッテリが古いので交換は必要ということだった。
送料込みで1万2千円弱とDSD対応のポータブルプレイヤを新たに買うより遥かに安い金額だったので、早速修理してもらって今日戻って来た。
まずは、手もとのDSDファイル(ジャズとクラシック)をいくつかコピーしてモニタリングヘッドフォンで聴いてみたが、まさにアナログ盤と変わらない音が鳴る。
もう10年以上アナログ盤の音を聴いていないので本当に同じ音なのか判断はできないのだが、脳のどこか奥深い部分の記憶が呼び起こされたような気がして、理由もなく涙があふれそうになった。
これはどういう反応なのか不思議に思いながらしばらく曲を聴いていて、ふと「あぁ、これは音楽で感動した時の反応だ」と思い至った。
気付けば、圧縮音源を聴くようになってから、ついぞ音楽で感動したことなどなかったのだ。
DSDが、あの魂を揺さぶられる感覚を呼び戻してくれたのだ。
ここまで書いておいてなんだが、私は、MR-1が本当にDSDをネーティブ再生しているのか確信はない。DSD録音できるんだから再生だってできて当たり前だと思うし、Korgのサポートで確認してもネーティブ再生しているというので、そうなんだろうとは思う。
でも、DSDネーティブ再生できるポータブルプレイヤが10万円以上するのに、実売4万円以下(後継機のMR-2の場合)というのは安すぎるような気がするので。
そこでDSDファイルをWAV 24/192とWAV 24/96というファイルに変換して、聴き比べることにした。
あらためてWAVファイルを聴いてみると、WAV 24/192もWAV 24/96もハイレゾの名に相応しく、MP3やAACに比べると音に余裕があり、ポータブルプレイヤで聴く分には十分よい音だと言える。多分、CDあるいはWAV 16/44.1を聴いても良い音だと思うだろう。
しかし、DSDを聴くと違うのである。まず音が滑らかであり、上にも下にも余裕があって余韻まで楽しめる。また透明感があるというのか、音の向こう側の様子が分かる気がする。文字にすると表現が難しいが、ピアノの場合に近い鍵盤遠くの鍵盤の違いが分かると書けば少しはニュアンスが伝わるかも知れない。
しかし、いかんせんDSDは音源が少なすぎる。特に個人的には懐かしいジャズ、ロックやポップスの名盤の音源が欲しいのに、現状はほとんど存在しない。かろうじて
e-onkyoにジャズの名盤が少しあるくらいだろうか。
こうなると、手もとに二百枚位あるアナログ盤から何とかしてDSD音源を作れないかなどという浅はかな考えも湧こうというものだ。

VAIOについてちょっと思う

SONYがVAIOを手放してしばらく経った。新たなVAIOのホームページに行くと、ちゃんと製品が販売されていて何となく落ち着く。
私は、特にSONYファンでもVAIOファンでもないが、国産メーカに復活してもらいたいのでSONYもVAIOも応援している。何なら、VAIOを一台買っても良いと思う。
しかし現在のラインアップを見る限り、VAIOファンでもない私が買うほどの魅力はない。
端的に言えば普通のWindowsパソコンでしかない。同価格帯ならMacBook Airを買ってしまうだろう。
もちろんVAIOの現在のターゲットがVAIOファンであるということもあり得る。これまでVAIOを愛したファンを大切にするために、VAIOを出し続けるという考えは間違いではない。
しかし、それでは国産メーカの復活とはほど遠い結果になるだろう。
で、私は私なりにこんなVAIOが出れば買うのにな、というアイデアを持っている。
それは、DSD音源の録音と編集に特化したパソコンだ。その昔、VAIOシリーズの一部に搭載されていたSound RealityチップとDSD Directソフトウェアを復活させ、かつDSDの録音と編集を薄いノートブックで実現させて欲しい。しかもMacのGaragebandに当る簡単な編集ソフトを無料でバンドルするのだ。それで100万円になってしまうなら問題だが、20万や30万ならすぐにでも買うだろう(その値段が可能かどうか知らないが)。
そこで、そういう需要が少なくとも一人分ありますよ、ということをVAIOに教えてあげようと思ってホームページも探したところ「アイデア等のご提案について」という項目があった。
が、驚いたことに「...原則として皆さまからのご提案をお受けすることはご遠慮させていただいております。…万一皆さまよりご提案をいただきました場合でも、原則として、内容についての検討及び評価をすることなく、すべてご返却申し上げることとしております。 」と書いてあるではないか。
その理由が馬鹿げたことに「VAIO(株)が独自で考え出した未発表のアイデアと、皆さまのご提案が偶然にも大変類似してしまう、という可能性がございます。また、そのことにより皆さまとの間に誤解や紛争が生ずる可能性もございます。」だと言う。
せっかくSONYを離れて自由に革新的な製品を出せそうな雰囲気になったのに、この大企業病はどういうことなのだろうか。訴訟になるのが面倒だからと言ってられる場合ではないだろう。
こんなことでは、VAIOの復活は遠き夢に終わると断言できる。
同じページに「万一VAIO(株)が、お送りいただいたご提案の全部又は一部と、同一または類似する案を採用した場合でも、VAIO(株)はご提案の提供者に対して、代償等の支払いを含め、いかなる責任を負わないものとします。」と書いてあるのだから、「どしどしアイデアをお送りください」というのが正しい方向のはずだ。
DSD云々が今後のVAIOにメリットがあるアイデアかどうかは分からないが、少なくとも以前のVAIOシリーズで実現していた機能で、かつ未だに他のパソコンでできない特徴のはずだ。そういうアイデアや需要がどこにあるかを探ろうとしなくて、起死回生の製品など生み出せるわけがない。
国産メーカの将来は、まだまだ暗いなと認識させられた次第だ。
他にもアイデアはあるので、どんどん教えてあげようと思ったが、その気持ちはもう萎えてしまった。私に取ってVAIOは、もうどうでもよいWindowsパソコンでしかない。今後、私がVAIOについて特別な思いを馳せることはないだろうな。

ストレートの葡萄ジュース

果汁飲料は、ストレートのもの以外飲まないことにしているんだけど、近所でなかなか見かけないので試すことができない。こういうモニターとかで、試す機会がもっとあれば良いのにな。<長野県>「博多豪商 手搾り 葡萄ジュース 1L」 モニター10名様募集!

トップバリュのモニタ

イオンのトップバリュって、ほとんどで原材料の産地が記載されていないし、製造国も記載されていないものが多いので(今後は記載されるらしい)、基本的に興味がないんだけど、逆に機会があれば試してみたいと思うブランドの一つでもありますね。トップバリュ モンドセレクション2014金賞受賞商品詰め合わせ!【計500名様】

テーブルマーク冷凍食品お試しランキング

【第1回】テーブルマーク冷凍食品お試しランキング!!なるものを発見した。色々な製品を一度に試せるというのは、面白いなぁ。ちなみにテーブルマークって、冷凍蕎麦の売り上げが日本一だそうだ。蕎麦の冷凍って、無難ではあるけど、本当に美味しいと思う製品を食べた記憶が無いので今度試してみようかな。

ウメパワプラスをモニター

ウメパワプラスという商品をモニターする機会を得た。

いわゆる乾燥梅干しというジャンルの商品だと思うが、非常に薄いシート状であることと、1枚がかなり小さいという特長がある。

持ち歩くのが楽で、素手で持ってもべたつかず、種を始末する必要も無い、というランニング中の塩分とクエン酸の補給に最適ということらしい。

私は運動をほとんどしないので、ランニング中の実用性について語ることはできないが、梅干しが大好きで、乾燥梅干しも好きなので、単純に梅干し好きの感想を書きたいと思う。

味について語る前に、触れておかなければならないのが、この商品が紀州南高梅を使っているということだ。

乾燥梅干しは、今やスーパーでもコンビニでも手に入るが、そのほとんどが中国産原料だ。ここにも以前書いたが、私は、中国産の食材は、ここ数年極力避けるようにしている。

なので、スーパーやコンビニでも国産梅を使った乾燥梅干しを扱えば良いのにと思っているが、店頭ではついぞ見かけたことが無い。

ネットを検索すれば、国産梅の乾燥梅干しは見つかるが、その多くは量が多い。一生懸命探せば少量のものもあるのかもしれないが、送料が割高に感じるし、そこまでするなら普通に梅干しを買えばよいや、というわけで、購入したことはない。

で、ウメパワプラスである。

味は、文句無く美味しい。雑味が無く、まさに国産梅干しの味と言えるだろう。

何年も前の記憶だが、中国産の乾燥梅干しの場合は甘味料や化学調味料の味が強く、梅干しの味を楽しむというのはほど遠かったので、ウメパワプラスのストレートな味は新鮮に感じもした。

梅干しそのままの塩っぱく酸っぱいタイプと、黒酢とスクラロース(甘味料)が入ったタイプがあるのだが、どちらもうまい。個人的な好みは、黒酢が入ったタイプだが、単純に梅干しの味を楽しみたければ、何も添加されていない前者がお勧めだ。逆に梅干しの塩っぱさ、酸っぱさが苦手なら、黒酢が入った方が抵抗は少ないだろう。

袋ごと鞄に入れても邪魔にならないので、熱中症対策に持ち歩くのも良いと思う。ちなみに一袋には、30枚から40枚のシートが入っているようだ。

気になる値段だが、梅干しそのままの方が8gで194円、黒酢入りが6gで194円と、1g当り20円以上(黒酢入りだと30円以上)する。中国産の乾燥梅干しの場合、種抜きでも1gが10円以下のはずなので、2倍から3倍と言う感じだ。

これをどう思うかは人それぞれだが、私は高いとは思わない。

問題は、ウメパワプラスを近所のスーパーやコンビニで見たことがないということだ。どんなに良い商品でも、わざわざ送料を払ってまで通販する気にはならないので、近い内に店頭に登場することに期待している。

梅見月ファンサイト参加中

Steignberg UR22を買ってみた

仕事で、24bit/192kHzの高音質音源を作成する必要があり、関連してSteinberg 2x2 USB 2.0 オーディオインターフェース UR22を購入した。

単に24bit/192kHzの音源ファイルがいるだけなら、波形編集ソフトで作ってしまえがよいわけだが、せっかくだからちゃんと24bit/192kHzで入力して録音して、24bit/192kHzで書き出そうと思った次第だ。

今までは、音源を作成してもターゲットは、CDかせいぜいiTunes Storeだったから16bit/44.1kHzでよかった。もちろん書き出しの音質に関わらず、入力は高音質なら高音質なだけ理想だが、基本的に趣味で宅録している身としてはそこまで必要も感じていなかった。

で、UR22を買って、これまで使っていたRoland Edirol UA-4FXという24bit/96kHzのUSBインタフェースを置き換えてみた。

ずっとEdirolのインタフェースを使っていたので、当初はRolandのRoland USB Audio Interface QUAD-CAPTURE UA-55を買うつもりだったが、Edirolブランドもなくなったし、気分を変えてみようと他のメーカの製品を探していてUR22を見つけた。

音質的に言えば、上位機種のSteinberg 6 x 4 USB 2.0 オーディオインターフェース UR44のが良いはずだが、自分の用途ではそこまで必要ないと判断した。

で、UR22だが、24bit/192kHzの威力なのか、YamahaのD-PREという技術のおかげなのか、DAWで録音して聴いてみると妙にクリアな音で録音される。今回作成する音源は、ガットギターがメインなのだが、クリアすぎて粗が目立ってしまうようだ。

自分の演奏技術のなさを痛感させられて、しばらく使いたくなくなるくらいだ。

価格も安いし、音も良いし、まったく文句のない製品だ。なお、自分では使わないが、DAWとしてCubase AI7のライセンスが付いてくるので、例えば、これからボーカロイドを使って宅録したい向きなどは、UR22とYAMAHA Vocaloid Editor for Cubase NEOを買うのが一番安く高音質にボーカロイドが楽しめることになりそうだ。

コップのフチ子と一閑人

いわゆるガチャガチャ(カプセルトイ)に「コップのフチ子」という製品があります。奇譚クラブというメーカの製品ですが、文字とおりコップなどの器の縁に引っ掛けるプラスチックの女性フィギュアです。

私は一つも買ったことがないですが、この製品を見る度に、心が騒ぎます。と言うのも、私は、
一閑人が大好きだからです。

一閑人というのは、暇な人が井戸などを覗き込むような感じで器の中を覗き込んでいると言うモチーフで、焼き物の縁に造形された人間です。そこそこの品揃えの町の陶磁器屋さんでも、器の縁に唐子が付いているものがあると思いますが、あぁ言うやつです。

で、私は、以前、非常に良いできの一閑人の椀を持っていたんですが、割れてしまって、それ以降、よい一閑人の器に出会っていません。

で、コップのフチ子を見る度に、このシリーズに河童だとか、蛙だとか、唐子だとか、叙情をそそる製品が出たら買うかもしれないなぁ、と思うのです。

まぁ、実際に買うかどうかは微妙ですけど、出たら面白いなぁ、と考えてしまうんですね。

テスト環境を整理

私の仕事場には、ソフトの試験を行うために何台ののパソコンがある。Macintoshが一番多くて、数えたら16台あった。

ただし大半は、古いMac OSの動作試験用で、最近では起動もさせていない。そこで、もう試験することもないOS用のマシンは処分すると共に、最近のMac OSは仮想マシンにまとめて整理することにした。

とりあえずOS 9までのクラシック環境は、もう試験する可能性がないので、すべて処分しよう。これで5台は減るだろう。

次にOS Xでも10.0や10.1、10.2は、試験することもないので、やはり処分だ。10.3、10.4、10.5、10.6をそれぞれ1台ずつ、10.7、10.8、10.9、10.9 Serverは、10.9のMac miniに仮想環境を構築して、試験用とする。

あとは、作業用の10.8が1台、LANサーバ用の10.9が1台、そして音楽制作用の10.9が1台で、全部で8台だ。

これでも多いが、半減するんだから良しとしよう。

整理を始めてちょっと気になったのが、音楽制作用にしたマシンが、mid-2009のMacBook Pro、CPUはCore2Duo、搭載RAMが4GBと、本来なら多大なCPUパワーとRAM容量、そして高速ハードディスクが必要な用途には貧弱と言わざるを得ないことだ。

仕事が優先なので、趣味用は自ずと非力なマシンになるが、特に搭載RAMが4GBというのが心もとない。とりあえず、8GBまで増設して様子を見るしかないな。

「きれいなコーヒー」なるものをモニター

オアシス珈琲「きれいなコーヒー」シリーズのカップイン・コーヒーという商品をモニターした。「きれいなコーヒー」オアシス珈琲ファンサイト参加中

このコーヒーの特徴は、生豆をジェット水流で洗浄してあることだ。洗浄することで、通常付いている果肉やホコリと言った不純物を取り除き、豆本来の味を出すのが目的だ。

では、洗浄しない場合、そうした不純物までコーヒーに混入しているのかというと、そういうものでもなく、風で吹き飛ばしたり、焙煎の際に焼かれて除去されると言うことらしい。

この焙煎の際に焼かれると言うのが原因で、不純物が焦げた匂いやカビ臭が付いてしまうことがあるようだ。

で、洗浄された豆で淹れた本製品の味だが、非常にすっきりしていて雑味がほとんどない。これは、明らかに洗浄されたことによる味の特徴だろう。

一方で、あまりにすっきりしていて物足りなさも感じた。

私は、普段から深煎りが好みだし、ドリップするときもできるだけ濃く出るようにしている。そんな普段の味と比べると、渋み、酸味、苦みが足りなく思う。

もちろんコーヒーの味は、豆の種類にもよっても、出し方にもよっても変わる。

モニターした製品の場合、ティーバックのようにコーヒーそのものに浸したままの状態で置いておけるので、長く浸しておくことでより濃く出すことも可能ではある。

実際、付けっぱなしにして10分以上置いておいたら、雑味のなさは変わらないが、かなり好みの味に近くなった気がする。

総合的に言えば、コーヒーの香りは好きだが、あまり濃い味は好みでないと言う向きには、このすっきりした味わいは大いにお勧めできる。

あえて深煎りの製品があれば、また違うかもしれないが、私のように濃い味で雑味もあった方がよいと言う場合には、ちょっとお勧めできない。

あと、試していないが、水と一緒にポットに入れてしまって一晩置いた水出しコーヒーが可能なのは、浸しっぱなしにできる本製品の特長だろう。

モニター用に送られて来た3パック(届いたのは、ドリップ用の1パックを含めて合計4パック)は、もう飲んでしまったので試せないが、機会があれば、ぜひとも水出しコーヒーにトライしたいものだ。

気になる価格だが、一杯が約40円とブルックスのようなドリップタイプより若干高い設定だ。味が特徴的で好みが分かれそうなので、最初は大量に買わずに少量で試したほうが良いだろう。

ブックパス読み放題の期間限定問題

前回書いたAUのブックパス読み放題における期間限定問題だが、AUによるとAndroidアプリであればダウンロードができるので、期間限定中にダウンロードしておいてあとで読むことができるそうだ。

アプリを削除しても読めるのか、スマートフォンを機種変更しても読めるのか、分からないが、とりあえずAndroidであれば、前回指摘した問題は当らないと言うことになる。

一方、私も使っているiOS端末では、Safariブラウザを使ってオンラインで読むためデータをダウンロードできないから、期限が来たらもう読めなくなってしまう。

せっかく本棚と言う機能があるんだから、本棚に入れたらダウンロードしたのと同じように扱ってくれて、あとで何度でも読めるようにしてくれれば最高なんだがなぁ。

ブックパス読み放題から梅図かずおが!

数日前にAUのブックパス読み放題に梅図かずおの漫画がズラッと登場したことを書いたが、昨日の時点で読み放題ではなくなっていた。

読み放題には、期間限定と言うのがよくあって、多分、そういうことなんだと思うが、個人的には、期間限定読み放題をやるくらいなら読み放題にするな、と考えている。

どういうことかというと、そうやって一部を読ませて、続きは買ってね、という魂胆が見え見えなのだ。

ということは、実はAUが読み放題に真剣でないと言うことだ。

だったら、読み放題なんて止めてしまって、時々無料を繰り返せば良いのである。なぜ読み放題というシステムを維持しようとするのか。それは、読んでも読まなくても毎月小金が入ってくるビジネスモデルが美味しいからである。

結局のところ、消費者のことを真剣に考えていないと言うことだろう。

ちょっと支離滅裂になったが、読み放題を普及させ、その利用者を増やして花開かせるつもりなら、小賢しいことはやめて、ひたすら読み放題のカタログ充実に努めるべきだと考える次第だ。

『中国「猛毒食品」に殺される』を読んだ

『中国「猛毒食品」に殺される』という本を、モニターとして読んでみた。扶桑社ファンサイト参加中

この本は、タイトルからも一目瞭然の通り、中国産の食材および加工食品がいかに危険であるかについて書いたものだ。

中国産の食材および加工食品が危険であることは、万人の知るところではあろうが、その実態について知る人はあまりいない。かく言う私も、日頃からできる限り中国産の食品は避けているが、その危険であるとされる内容について、詳細に理解しているわけではない。

この本は、まず前半で過去に起きた中国産食品絡みの事件を振り返り、後半で著者が自ら中国で取材したルポで現場の様子を紹介する、という組み立てになっている。

例えば、中国の屋台や小さな食堂では、下水から回収した油で調理していると言う話は以前から聞いていたが、都市伝説のようなもの、あるいは中途半端なものだとしても下水から油を精製する何らかの技術があるのだと思っていた。しかし、この本ではじめて「採掘」現場の写真を見て、下水から油を汲み取って回収していることを知った。この事実を知って、中国の屋台へ行ける日本人が何人いるだろうか。

日本でも大きく報じられた、あるいは日本自体が被害に合った事件の記録で記憶を新たにした上で、そのような問題がなくならない原因がどこにあるのか、著者の目を通して根源的な問題に迫るというのが、この本の眼目なのだろう。

実際のところ、中国の法的、あるいは文化的なバックグラウンドに深く踏み込んでいないので、その目論みが成功したとは言いがたいが、危険、危険と言われる中国の食品が、いかに危険なのかを再確認し、今後もしばらくは改善が見込めそうもないことは十分に理解できる内容になっている。

もちろん、現在の日本で中国産の食品と接触せずに生きて行くことは不可能だし、じゃぁ国産なら安心かと言えば、そうでもないわけで、その点は、この本でも明確に触れている。

つまるところ、危険であることを分かった上で注意深く暮らすか、眼をそらして生きて行くか、危機管理の問題と言うことだ。

ここからは余談だが、私は、数年前まで毎週、あるいは数週間に一度はマクドナルドに行っていたが、今は、年に数回しか行かない。これは、中国で鶏肉の問題が起きた際の、中国産鶏肉を使っているマクドナルドによる対応に納得が行かなかったからだ(詳細は、ネット検索すれば出てくるだろう。もちろん、この本にも出てくる)。

マクドナルドが、中国産の鶏肉の扱いを即時に止めれば、また足繁く通うだろうが、現状のままなら年に数回しか行かないし、しかもチキン製品は一切食べない。

ホットもっとでも中国の食材が使われている弁当は買わないし、以前は盛んに通っていた牛丼屋にも、もう何年も行っていない。

仮に、もっと多くの人が、同様に中国産の食品を避けるようになれば、業界自体も気付いて中国産食材や食品の扱いを減らして行くのではないか、と淡い望みを抱いたささやかな抵抗なのだ。

ブックパス読み放題に梅図かずおが!

ここで何度か書いたが、私はAUのブックパスの読み放題を手塚治虫全集としてソフトバンク契約のiPadで読んでいる(当たり前だが、AUの契約も別のスマートフォンでしている)。

この読み放題は、なかなかカタログが充実しないが、手塚治虫の漫画がいつでも読める、読み直せるというだけで、私には十分な価値がある(全集を家に置くことができる人は、そんなにいないだろう)。

で、知らない内に、この読み放題に梅図かずおが追加されていたのだ。全集とは言えないと思うが、メジャーな作品は網羅されているようだ。

早速、「14歳」全41巻を読んでみた。リアルタイムにも読んでいたはずだが、全体のストーリーはまったく覚えていなかった。

今、漂流教室を読み始めたが、やはり覚えている内容とは微妙に違っている。猫目小僧とか、まだまだ先は長い。

これから読み放題に、赤塚不二夫、石ノ森章太郎、横山光輝、などなど、どんどん追加されていったらよいなぁ。

しじみ習慣を試す

昨年から今年にかけて、しじみ習慣という製品を10日間モニタ試用した。しじみ習慣ファンサイト参加中

しじみというと、肝臓に良いとされている。特に飲酒の習慣がある場合、例えば二日酔いの防止に効果が高いというのが一般的なイメージだろう。

私は、飲酒の習慣がないのだが、日頃、夜になると手足がむくむという症状を感じており、その原因が肝臓機能の低下と関係しているのではないか、と思っていた。そこに根拠はないし、血液検査でも肝機能障害の兆候はないが、何となく肝臓が弱っていると感じるのだから、しょうがない。

しじみの栄養と言えば、サプリメントや食品に配合されているオルニチンが有名で、私も試したことがあるが、前述のむくみに効果があった実感はない。サプリメントや食品に配合されているオルニチンの多くは、しじみから取り出したものでないから効果が低いのかも知れないと常々考えていた。

で、このしじみ習慣と言う製品の説明を見たところ、原料がしじみそのものだという。

ということは、このしじみ習慣を試して効果があれば、むくみの原因の一端は肝臓にもあり、今後もしじみそのものを食べれば肝機能が向上して症状も緩和すると判断できると考えた。

しじみ習慣のパッケージを見ると、一日2粒が標準で、その目的によっていつ飲むかの目安が書いてあるが、薬ではないわけだからいつ飲んでも良い感じだし、効果がなければ4粒くらいまで増やしてよいように書いてある。とりあえず、毎日起きたら2粒飲むことに決めて10日間試してみた。

結果を書いてしまえば、しじみ習慣を飲んでいる間は、むくみの症状はまったくなかった。手足がむくむことがあると言うことさえ、ケロッと忘れていたほどだ。

もっとも、むくむと言っても常にむくんでいるわけではないので、即効果があったと結論づけることはできないわけが、試用が終わって2日位してから症状が出始めたので効果はあったのだと感じている。

飲酒の習慣がなくても、体調不良だとか、疲れやすいとか、肝臓機能の低下が原因の症状もあるかもしれない。そんな時、しじみ習慣をしばらく試してみるのも良いかも知れない。

気になる値段だが、3ヶ月分で11,000円というのがお得なパッケージらしい。1日当たり約120円といったところだろう。定期購入すると、さらに安くなるが、とりあえずは、この3ヶ月分で試すのが妥当そうだ。

個人的には、できるだけ本物のしじみを食べるようにして行きたいと思うが、それも簡単ではない。近い内にしじみ習慣を3ヶ月分買って、効果のほどをあらためて試してみようと考えている。

磁気ネックレス試用の続報

ちょっと前に磁気ネックレス(ピュアループ)のモニタに応募したことについて書いた。

その後、実際に二週間試用する機会を得たのだが、効果があったかを二週間では判断できない、どちらかと言えば特に効果は感じられなかった、というのがその時点での結論だった。

ところが、この磁気ネックレスの試用を止めて数日したら、肩に激痛を感じるようになった。このような激痛は、頻繁ではないが過去にも起きている。

それが磁気ネックレスをしている時には抑制されていて、止めたら起きたのか、を知る術はないが、興味深いタイミングだったので、家に死蔵されていた磁気ネックレス、
マグネループを一日中着け続けて試してみた。

と、一両日のうちに痛みは緩和し、肩こりがなくなったわけではないが、改善したようだ。

と言うことは、磁気ネックレスの利用は、私に取って、ある程度の効果があると結論づけても良いように思われる。

で、マグネループでも良いわけだが、マグネループは見た目がいかにもだ。アクセサリとして成立するデザインを持つ磁気ネックレスは、それほど多くないようなので、見た目を気にする向きは、私も試した
ピュアループを試すのも良いかも知れない。

炒りたてアーモンドを試食

先日、炒り立てアーモンドの試食モニタなるものになった。送られてきた製品は、共立食品(株)の「焙煎一番 焙煎したてアーモンド素焼」というものだ。

私は、好きな食べ物をいくつか上げれば、必ずナッツが入るくらいのナッツ好きだ。中でもアーモンドにはうるさい(ピーナッツやカシューナッツなど、ほとんどのナッツはさほど品質にこだわらない)。

今回試食した「焙煎一番 焙煎したてアーモンド素焼」という製品は、注文してから工場で焙煎し、冷めたら工場から直送されてくるため、焙煎から一週間以内には消費者の手もとに届くと言うことだ。

一袋には約160粒入っており、メーカが推奨している量である23粒を毎日食べるとして、大体一週間分と考えれば良いだろう。これが一袋2,500円+送料なので、スーパーなどで販売している一般的な製品より若干割高だ。

ただし、三ヶ月以上の定期購入で24%引き(1,880円)+送料無料となる。この価格だと、割安感は相当に出ると思う。

肝心の品質だが、粒の大きさと粒の揃い方は、スーパーなどで見かける比較的高級なアーモンドと同等だと思う。もちろん、超高級な製品と比べれば、そこまでの品質はないが、超高級品は価格的に倍くらいすると思うし、どこでも売っているわけではないので比較しても意味がない。

味については、同じ価格帯の製品と同等と言う感じだ。焙煎したてと言っても、焼きたてを食べているわけではないので、そこまでの違いは出ないと言うことだろう。

この製品を買うか、市販の製品を買うかは、焙煎したてが直送されてくるという点と、近所で買える手軽さを天秤にかけることになるが、食べたい時に買うとすれば、近所で買える手軽さが勝ちそうな気がする。

一方、健康のため、美容のため、生活習慣として毎日アーモンドを食べるのであれば、定期購入で月に4袋送ってもらうのが楽だし、味、品質、価格から見ても「焙煎一番 焙煎したてアーモンド素焼」に軍配が上がると思う。

個人的には、前述の通り、ナッツ全般が好きで、色々と食べたいので、定期購入には残念ながら至らない気がする。

いずれにしろ、品質と価格のバランスが取れた非常に良い製品であることは確かだろう。

共立食品お菓子大好きの会 ファンサイト参加中

てぶらでコールです2を導入

最近では、顧客とのやり取りも電子メールが多く、電話の出番は相当に減ってしまった。

でも、IT関係のコンサルティングをやっていると、どうしても電話しながらパソコンを操作しなければならないときがある。

これまでは、家庭用電話機の子機を肩と耳に挟みつつ、パソコンを操作していたが、長時間通話していると肩こりの原因になるし、子機をすべり落としてしまう危険もある(過去に2回落としたことがある)。

そこで、ハンズフリーで通話できるようにとJESTTAX てぶらでコールです 一般電話用 フリーハンドレシーバー TE-02を導入した。

こいつは、家庭用電話機とモジューラの間に分配機をかませて配線を分岐し、電話が来たら小さなコントローラのボタンを押して受信して通話ができるという製品だ。小さなコントローラとヘッドセットからなる構成で、モジューラから
約4mまで離れて使える(通常の電話機のように延長可能)。

ちなみに、コントローラには、こちらの音を相手に聞こえなくするミュートと音量調整機能もある。

家庭用の電話機をハンズフリーにする製品は、有線無線含め、他にも色々とあるが、この製品が一番単純で安定して動作しそうに思えたのが購入の最大の理由だ。

実際、使い勝手は非常に良く、通話しながらのパソコン操作も快適だ。もっと早く導入しておけば良かった。

なお発信はできないので、子機で発信して相手が着信したら子機で保留にし、こいつに転送して通話を引き継ぐことになる(電話機の機能によっては、期待通りに動作しないかも知れない)。

本当は、同じ目的でPanasonic デジタルコードレス電話機 RU・RU・RU 子機1台付き DECT準拠方式 Wi-Fi搭載 ホワイト VE-GDW03DL-Wを導入する予定だったのだが、無線と言うのが何となく不安で、今回はパスした。

それでも、スマートフォンを子機にして、発着信できると言うのは、やはり魅力だとは思っている。

Washing Machine 2014

ACT2からWashing Machineの最新バージョン、Washing Machine 2014が発売となった。

従来のWashing Machineは、ウェブブラウザのキャッシュやらCookieやら履歴やらを一括削除してプライバシー保護するセキュリティツールと言う位置付けだったが、Washing Machine 2014は、Mac上の無駄なファイルを削除してディスクの空き容量を増やそうというユーティリティに生まれ変わった。

個人的には、キャッシュや履歴を削除するだけならブラウザでやるので専用のプログラムは要らないと言う考えだ。特にCookieなんて一括削除してしまうと、自動でログインできるサービスにログインできず不便になる可能性がある。そんなサービスのパスワードを忘れてたら、こんなに面倒なことはない。

セキュリティという点から言えば、何でも削除した方が安全性は上がると思うが、その辺は利便性とのバランスと言うことになるだろう。

一方、私は常々、Mac上に点在する無駄なファイルを掃除したいと考えていた。

異なる環境のMacでソフトウェアの試験などをしていると、ファイルをあっちのMacからこっちのMacとコピーしたり、同じファイルの名称違いとかいっぱい作成せざるを得ない。試験が終わったら掃除しようと思っているのだが、実際のところ、なかなかそれが難しいのだ。

そこで、Washing Machine 2014のクリーニング機能に期待というわけなのだ。

クリーニング部分について言うと、キャッシュやログのよう一時ファイルの削除および重複したファイルの削除、というのがメインの機能になるようだ。

今回は、試験用のMacの掃除なので、ファイルをいちいち精査せずに提示された結果の通りに削除するずぼらなやり方を採ることにした。逆に言えば、ファイルを確認しながら削除するか決めていたのでは、こういうユーティリティを使う意味も薄れる。

もちろん、これが仕事で使っているMacなら、必要なファイルを思わず削除してしまわないよう、確認しながら掃除を実行するべきなのは当然だ。

おまかせで削除すると言っても、無条件にすべて削除してしまうわけでなく、ファイルを削除するレベルを指定してコントロールすることもできる。今回は標準のレベルで削除することにした。

試験用のMacには、もともとそれほど無駄なファイルがあるわけではないが、それでも10GB以上のファイルが減ったようだ。起動ディスクの空き容量が逼迫している環境なら、10GBの空き容量はでかい。

重複ファイルのスキャンには、それ相応の時間がかかるようだから、いずれ時間が空いているときに、仕事用のMacBook Airも掃除したいと思う。

磁気ネックレスのモニタなるものに応募してみた

ほとんど毎日、机に向かって仕事しているからか、肩こりや首のこりにずっと悩まされている。椅子を変えたり、よく見かける磁気ネックレスを着けてみたりしたが、改善したことはない。

で、偶然ながら、【100名様】肩こり・首こりに!磁気ネックレス2週間モニター様募集☆なるものをネットで知り、応募してみた。

過去の経験から、着けるだけで改善するという謳い文句には疑問を持っているのだが、やはり期待したくなるのが人情というものだろう。

ブックパスがちょっと嬉しくなった

ここで何度か触れたAUの電子書籍定額読み放題サービス、ブックパスだが、これまでの私の書き方からも分かるように、あんまり評価していないし、そんなに好きでもない。

その最たる理由は、いつまで経ってもカタログが充実しないということと、相も変わらずシリーズ1巻のみ期間限定で読み放題という姑息なやり方を続けているからだ。

私に取ってのブックパスは、あくまで手塚治虫全集読み放題的なサービスであり、その意味がなければ、とっくに解約している。逆に言えば、手塚治虫全集定額読み放題というサービスが、300円/月とかであるなら、そっちに乗り換えるであろう。

ところが、ここへ来て、ブックパスを使っていて嬉しくなる変化があった。ブックパスには、Softbankで言えば、ビューンに当る雑誌の読み放題も含まれている。まぁ、この雑誌の読み放題についても色々と文句があるのだが、こまかいことは置いておく。

で、以前は、DIMEの電子版に掲載されていなかった「伊集院光の深夜27時の買い物(かいぶつ)」が9月号から掲載されるようになったのだ(8月号を見たら載ってなかったので9月号からだと思うが、ずっと読んでいなかったので確信はない)。

ここで何度も書いているように、私は、雑誌と新聞は、すべからく電子版オンリーになるべきと考えている。それは、雑誌や新聞の多くは、読み捨てられることが前提、つまりゴミになることを前提に木を切って紙を作り(あるいは再生され)、インクで印刷され、エネルギーを使って大気を汚しつつ搬送され、広い在庫スペースや店頭スペースを占有して消費者に届けられる。しかも読み捨てられてゴミとなり、その処理も同様に大変なリソースを費やすし、微細であっても社会問題の一因になり得るからだ。

また電子化されることで、情報が共有しやすいというメリットもある(電子化すると利益が減るとか、職が減るとか、議論になることがあるが、この情報の再利用部分で利益を上げたり、新しい事業が創出されたりしてトントンか、それ以上のメリットがあるんじゃないのか、というのが私の考えだ)。

だから雑誌の読み放題サービスとか大歓迎なのだが、どういうわけか、電子版になると掲載されないコンテンツがあるのだ。前出の「伊集院光の深夜27時の買い物(かいぶつ)」もそうだった。

著者が電子化を嫌うとか、何か権利関係で電子化できないとか、そういうことなら分かるが、必ずしもそんな誰もが理解できるはっきりした理由ではないようだ。

で、こういうことをやられると、出版社は、電子化に積極的ではなく、結局は紙版を売り続けたい、何とか紙版を買ってもらいたいと思っているんだろう、と考えざるを得ない。

もちろんビジネスなので、それはそれでも構わないが、私のように、本来活字好きで、数年前までは大量の雑誌や書籍を購入していたのに、もう紙に印刷された書籍や雑誌は極力買わないと決めている人間がいるんだから、もったいない限りである。

脱線したが、DIMEの電子版に「伊集院光の深夜27時の買い物(かいぶつ)」が掲載されるようになったので、今後もブックパスを喜んで使い続けようと思った次第である。今後は、更なるカタログの充実を願うだけだ。

Ovation Celebrity Adamasのトラスロッドを回す

私は、ベース、エレキ、アコースティックなどのギターを全部で8本持っているが、その中に中古で購入したOvation CelebrityシリーズのAdamasがある。

Adamasというのは、エレアコなのだが、表面に大きなまるい穴が一つ空いているのではなく、小さな穴がいくつか空いているちょっと変わったデザインのギターだ。

で、私のAdamasは、買った時からネックが順反りしていて、弦高が非常に高くなっていた。6弦12フレットで4mm以上あったと思う。この高さだと、弦をきれいに押さえるには、かなりの握力がいるし、指先の皮もタコができるくらい厚くなる。

非常に弾きにくいわけだが、弦をきっちりと押さえないと奇麗に音が出ないので、訓練のつもりでずっとその状態で使っていた。しかし、長く弾いていると握力はなくなるし、指先も痛くなるしで、きっちり演奏すると30分も弾き続けることができない。

これでは、ライブで使えないなぁ、ということで、しばらく前にトラスロッドを回して反りを調整し、弦高を下げることにした。

ところが、トラスロッドが回らない。トラスロッドがギター本体内部にあるため、裏面の穴から腕を差し込む必要があるのだが、無理な体勢になることもあり、L型の六角レンチでは力が入らないのだ。

そこで、色々と調べたところ、L型でなくグリップが付いたT型の六角レンチというのがあるらしいことが分かった。そこで、Amazonで調べたら
ドイツ製インチT型六角レンチ 3/16 DAIKITOOL 334-3/16-150 黄という製品が見つかった。

ちなみにOvationのトラスロッドは、インチ方式なので、cm方式のレンチは使えない。必ず3/16インチというレンチを用意しよう。

で、こいつを試すと、グリップをしっかり握れることと、レンチ部分が長くて腕をギター本体にあまり入れなくてよいことから、レンチに力をかけることができ、結果としてトラスロッドを回すことに成功した。

Ovationのギターで、L型六角レンチでは力が入らずトラスロッドが回せないと言う人がいたら、T型のレンチを試すとうまくいくかも知れない。

ブックパスを継続

無料期間が終了したAUのブックパスだが、結局は継続することにした。

ブックパスをサービスとしてみた場合、コンテンツの充実という点で今ひとつなんだけど、膨大な手塚治虫作品が読み放題なので、まぁ手塚治虫専用サービスとして、少なくとも全作品を読破するまではブックパスを使い続けようという判断だ。

もっとも、相変わらずSoftbank契約のiPadで読んでいるわけで、Softbankがスマートブックストアで読み放題を開始してくれたらそっちに乗り換えるかも知れないな。

AudioBusとRadiko

まれにiPhone 5でTBSラジオの伊集院光の深夜の馬鹿力を聴くためにRadikoを使うことがある。

どこにいても聴けるというのは便利だが、「エアチェックできたらもっと便利なのに」と思ったりする。

パソコンなら、アプリケーションのオーディオを横取りして録音してくれるアプリなんかがあるから、パソコン用のRadikoなら可能なんだけど、iOSでは、複数のアプリを有機的に連携させることができないので無理だ。

複数のオーディオ系アプリを組み合わせてオーディオルーティングを行うAudiobus - A Tasty Pixelというアプリに望みがありそうだが、Radikoは対応していないので今のところ使えない。

最近、AppleがGaragebandをAudiobus対応させたので、その流れで、将来のiOSにAudiobusの機能が搭載されるようになったら、すべてのアプリでオーディオルーテイングできるようになるかも知れないけど、そんな発表が行われているわけでもない。

Radiko、Audiobusに対応しないかなぁ。エアチェック以外の目的でAudibusを使う目的もない感じなので、無理かな。

と言うより、なぜにRadikoアプリに録音機能を付けないのだろうか。もうすぐアプリがアップデートされるみたいなので、そこに一縷の望みを託すかな。出ては消えるRadikoの有料化の話が実現するなら、その時録音機能を付けてくれても良いのにな。

おめでとうございます

明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願いします。

カッパラボ

The Pnume (Planet of Adventure, Vol. 4)を発注

ジャック・ヴァンス(Jack Vance)の冒険の惑星シリーズ第四巻(The Pnume (Planet of Adventure, Vol. 4))の古本を米Amazon.comに発注した。

冒険の惑星 (1) (創元推理文庫 (647‐1))シリーズは、小学校の頃から何度となく読み返した大好きなSF小説なのだが、実は、原書をコレクションしているのだ。とはいえ、集めているのは
Ace Books版のカバーがJeff Jonesのものだけだ。Jeff Jonesの名前を聞いたことがない人も、Frank Frazettaみたいな位置づけのアーティストと言えば、少しは分かってくれるだろうか(余計分からないか)。

第一巻から第三巻までは、すでに持っていて、ずっと第四巻を探していた。Amazon.comでは、時々見かけていたが、状態が悪そうだったり、マーケットプレースに登録されている古書店から買うことに不安があって、見合わせて来た。今回は、売り手がAmazonの子会社であるAbeBooksだったし、新品同様ということでついに決心した。

これで本が届けば、全巻コンプリートしたことになるが、その道のりは長かった。私が第一巻から第三巻までを買ったのは、米国に留学していた29年位前のことで、アメコミ系の古書店で購入したのだが、貧乏だったため、お金が足りず、第四巻は泣く泣く諦めて、そのまま帰国と相成った。

今回、コンプリートということで、並べて飾ろうと思い、第一巻から第三巻を探したが、蔵書の山に埋もれて発見できていない。届く前に、なんとか発掘しておきたいものだ。

カバンの中身

一週間ほど前から、カバンの中身カバンの中身A4カバンの中身プラスチックをモニターとして試用している。

プラスチックの方は、すでに販売終了しているようなので、ここで詳しくは触れないが、プラスチックの圧着部分が弱い、マジックテープの粘着力が弱い、かさばる、などの、弱点を抱えていて、実際にカバンに入れて持ち歩く用途には向いていないように思う。小物を整理するために机の周りで使うのが正しそうだ。

さてA4の方だが、軽くてかさばらないので、もって歩くことは苦にならない。重量については、もう少し軽くても良いかなと思うが、2,980円というまぁまぁ手頃な価格を考えれば、十分に及第点と言えると思う。

私の場合、普段からポケットの多いビジネスバッグを常用しているが、そのポケットが名刺やペンを想定しているのか、小さめで汎用性がないのが悩みだった。特に、試験用にスマートフォンを複数台持ち歩く際には、ポケットに入らないので、カバンの中に無造作に放り込むしかない。付属のケーブルも適当にカバンに入れていると、どれがどのケーブルか分からなくなる上に、出したり入れたりしている内に、どこに置いたか分からなくなることもしばしばだった。

その点、A4には、無理すれば表面のポケットにスマートフォンを2台くらいは収納できるし、裏面の網状のポケットを使うなら、さらに数台は収まると思う。かつ豊富なポケットを使ってケーブルやアクセサリを簡単に整理できる。

最も重宝するのは、カバンから取り出すときだ。試験用のスマートフォンを持って出る必要がない時には、一式をA4ごとまとめてカバンから取り出せば済む。必要なときも、A4ごとカバンに戻すだけなので、楽だし、あわててケーブルを探す必要もない。急いで事務所を出なければならない時に、ケーブル一本を探してイライラした経験があれば、さっとA4をカバンに入れただけで用意が整ったときの嬉しさを分かってもらえるだろう。

しばらく使った感想は、なければないでどうにかなるが、一度使ってしまった以上、もう手放すこともないだろう、という感じだ。出張で使っているリュック用に、
リュックの中身もいいかなぁ、と思い始めている。

高級感がある製品ではないので、持ち歩くことでステータスと言うか、プレミアム感は得られないが、ビジネス小物に凝る向きには、革を使った受注生産の
カバンの中身:プレミアムなる製品もあるので、検討されると良いだろう。

USBファンの話

毎年のことではあるが、あちこちでUSBファンの話を聞く季節になった。

特に夏の電力不足の問題もあり、今まで使ってなかったが、今年は、真剣にUSBファンを購入してみよう、という人も多いようだ。

私も、過去には、いくつもUSBファンを買っているが、ほとんどのUSBファンは、小さな羽の回転を上げて風力を出そうとするため、その音が仕事に集中できないくらいにでかくて使えなかった。

で、実際に使い続けているのは、大昔に買った1製品だけだ。

この製品は、首がフレキシブルで長く、ON/OFFスイッチがあることに加え、強弱が切り替えられる。弱だと非常に優しい風が出て、音も静かなのだ。この弱の設定があるというのが、私には非常に重要だ。

というのも、私は、USBファンを自分に向けて使うことはなく、MacBookを冷却するために使っている。

MacBookのシリーズは、以前から、パームレスト付近が非常な高温になることが知られており、夏場、手を置いたまま仕事をしていると、やけどするのではないかと思うほど暑くなる。もちろんMacBookが熱暴走する確率も高まるので、とにかく本体が異常に暑くなる状況は好ましくない。

そこで、台を使って少し浮かせた本体の下に、USBファンで風を送り込んで、温度の上昇を押さえているのだ。これは、非常に効果的で、MacBookを快適に使えるようになる。

涼を得る目的ではないので、強力な風は必要ない。弱い風をMacBook本体の下に送り込めるフレキシブルな構造こそが重要なのだ。

さらに言えば、強力な風をMacBook本体に当てると、どのように方向を調節しても若干は風が手に当たる。すると、手が冷えてしまって、関節痛の原因になったりするのだ。急性リュウマチの可能性だって否定できない。

この製品、もう店頭で見かけないし、製品本体にも何も書かれていないので、どこのなんという製品か分からないのだが、写真を見た感じでは、ELECOM USB扇風機 ハイパワー&静音設計 ON/OFFスイッチ付 FAN-U15SVと同じタイプの製品ではないか、と思われる。首がフレキシブルで長め、羽が柔軟なビニール様の素材である点も、私が使っている製品と同じだ。

強弱切り替えができないので、まったく同じ製品ではないと思うが、メーカの説明では静音設計ということだから、私が使っている製品の強がなくなったものではないかと想像している。

使っているものと同じ製品かシリーズ製品であることを確認していないので、この製品を勧めることもできないのだが、できるだけ優しく静かな風が欲しいという向きは、トライしてみても良いかも知れない。

なお、探せば、似たような製品はいくつか見つかるが、首が短くて自由度が足りず、本体下部に向けられないとか、羽が固いプラスチックで破損しそうとか、帯に短したすきに長しで、USBファンの世界は奥が深いとも言える。

おめでとうございます

明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願いします。

カッパラボ

The Beatles Box Setを買うべきなのか

iTunes Storeで、The Beatle Box Seticonが発売になった。

すでにあちこちに書かれている話題なので、詳細は省くが、この23,000円のセットを買うべきか、買わざるべきか、悩んでいる往年のビートルズファンは、私だけではあるまい。

一番の悩みの種は、音源のほとんどをすで持っている、と言うことだ。確かに、家にあるCDは古いものなので、最新のリマスター版とは音も違うだろうから、別音源と考えても良いのだが、すでに持っているものをもう一度買うと言うのは、正しい購買行動なのか、何となく疑問がある。

ビートルズファンを名乗るなら、疑いもなく、即座に買うべきだ、という意見もありそうだし、確かに、悩んでいるくらいなら、とっとと買ってしまえ、と自分でも思う。

多分、一番のネックは、今回の音源の音質にあるのだと思う。我々のようなビニール盤世代には、CDでも音が劣化していると思うのに、さらにたかだか256kbpsの音源で満足していいのか、という思いが、心のどこかに常につきまっているのだ。

実際のところ、最近は、もっぱらiPhoneやらiPodやらで音楽を聴いていて、音質についても不満を持ったことはない。時々、もっといい音質の音源で音楽に浸りたい、と思うことがあるが、ビニール盤を取り出して、静電気を除去するスプレーを吹きかけ、盤面をふいて、針を落とす、という一連の儀式は、もう億劫だと感じてしまうのだ。かと言って、CDで聴くなら、iPodでいいや、となってしまう。

ちなみに、ビニール盤とCD、そしてCDと高音質MP3を、本当に聞き分けられるのか、いや聞き分けられるはずがないという議論があるが、自分は、自信を持って「まだ」聞き分けられると言える。加齢と共に聴力は落ちるから、いつか聞き分けられなくなると思うが、聞き分けられる内は、こだわりたいと思うのが人情だろう。

まぁ、いずれは、iTunes Storeの音源の多くが、CD相当の品質にアップグレードされると思うから、The Beatles Box Setも、今買って楽しみ、その時に有償でアップグレードしてもう一度楽しめば良いんだろうけど。

Twitterで外国語の勉強

Twitterへの外国語の投稿をフォローして、その外国語を勉強する、というのは、全然目新しいアイデアではないと思うんだけど、最近自分でやり始めて、その効果を自ら確認した。

私は、日本語以外は、英語しか読み書きできないが、お客さんには、フランス人とかドイツ人、まれにフィリピン人とか中国人とかもいる。どんな場合も英語で事足りるんだけど、それぞれの現地の言葉でやり取りできたら楽しいだろうな、とも思う。

特にフランスのお客さんには、10年以上の長い付き合いの人もいて、フランス語でやり取りしてみたいなぁ、との思いが年々強くなっている。

実際、フランス語を勉強するための教材を買ってみたり、フランス語のオンラインラジオを聴いてみたり、色々な方法で何度かトライしているが、挨拶レベルから全然進歩していない。元々、勉強と言うものが嫌いなんだから、当たり前なのだ。

で、Twitterである。フランス語は読めないから、これまでフランス人の投稿をフォローしたこともなかったが、先日、子供の頃からファンだった
ミッシェル・ポルナレフTwitterアカウントを知って、何の気なしにフォローを始めた。

当初、彼は米国に住んでいるんだし、英語で投稿して来るんだろう、という漠然とした期待があったが、実際にはすべてフランス語の投稿であった。

面白いのは、もともとフランス映画が好きだし、ポルナレフに限らず、フレンチポップスなどもよく聴いていたため、単語には、見覚え(聞き覚え?)があるものが多い。その上、字数制限があるTwitterの特長だと思うが、文章が簡潔で単純だ。

それで、オンラインのフランス語辞書を数回引くと、何となく書かれていることの意味が分かる。1回の投稿を読むのにかかる時間は、普通は数分、長くてもせいぜい10分だろう。

投稿も頻繁にして来るわけではないので、まったく苦にならない。

個人の投稿を読んでいると、書かれている内容が偏るから、語学の勉強と言う意味では、今ひとつかも知れないが、とっかかりとしては、良い感じがする。

そう思うと、例えば、フランス映画の情報を投稿しているアカウントをフォローするとか、自分の興味がある投稿を見つけ出しさえできれば、案外と自分なりの効果的な勉強法が確立できるかも知れない。まぁ、読めない言語だからして、目的にばっちり合いそうな投稿を自力で見つけるのが、簡単ではないんだけれども。

MacBook Air 11"

私のメインマシンがMacBook Proで、出張の際は、こいつを持って歩いていることは以前ここにも書いた。

が、このMacBook Proを「いつでも」持って歩いているわけではなく、事務所内の異なる場所で仕事をする時には、PowerBook G4 12”を持って歩いているのだ。これは、単純にMacBook Proが気軽に持ち歩くには大きくて重いという理由だ。

PowerBook G4なんて、前時代の非力マシンをなぜ使っているのか、と不思議に思う向きもあるかも知れないが、実際には、PowerBook G4で仕事をしているわけではない。

どういうことかと言うと、Mac OS Xの画面共有機能でPowerBook G4からMacBook Proをリモート制御しているのだ。つまり、実際に仕事をしているのは、MacBook Proと言うわけだ。

普段から、このような使い方をしているので、常々、12”のMacBook Proが出れば、1台のマシンだけで出張にも事務所内での移動しながらの仕事にも対応でき、一石二鳥だと考えていた。

で、MacBook Air 11”である。まさに夢に見たマシンではないだろうか?

普通なら、すぐに買うところなのだが、問題がある。

私の現在の起動ディスクは、160GB以上の容量を消費しており、128GBのMacBook Air内蔵のフラッシュストレージでは、小さすぎるのだ。

MacBook Airは、USBハードディスクからも起動できるので、現在MacBook Proの起動に使っている外接の2.5”ハードディスクからも起動できるはずだが、こればかりはやってみないと分からない。USBハードディスクからの起動は、Firewireと異なり、案外と相性の問題などがあるのだ。

MacBook Pro同様にクローン用の2.5”ハードディスクをもう1台接続すると、電力不足になる可能性が高いのも不安要素だ。

さらに言えば、せっかく薄くて軽く、美しいMacBook Airの蓋に外付けのハードディスクをマジックテープで貼付けていいものか、という疑問もある。

悩ましいところではあるが、ここはあえて見栄えなどの問題は無視し、現在の起動ディスクでMacBook Airが起動できるなら、よしとすることにしよう。

後は、どこで、それを試すかだな。

間違ってメールを削除!

今朝、突然顧客からメールサーバ設定が変更になると連絡があり、急いでThunderbirdに設定している自分のアカウント設定をいじることになった。

その際、受信メールボックスをThunderbird内でバックアップとして複製しておこうとしたのだが、操作を誤って受信メールボックスの場所を移動してしまった。すぐにメールボックスをドラッグして元の場所へ戻せば、それで良かったはずだが、ふと「取り消し」したら自動で戻るんじゃないか、と思いつき、横着してcommand+Zキーを押してみた。

ところが、受信メールボックスの位置は戻ったのに、中のメッセージが件名以外すべてなくなっている。メッセージを選んでも、中身は何も表示されない状態だ。多分、メッセージは存在するが、それを参照するデータベースと整合性がなくなったのだろう。

このようなことは、過去にも経験があり、その際は、いつもThunderbirdを再起動すれば、復旧されていた。だから何の疑いもなく再起動したが、復旧しない。

そこでフォルダを最適化すれば、メッセージからデータベースが再構築されるだろうと思ったのが甘かった。逆にデータベースからメッセージの方が再構築されたようで、つまりすべてのメールがなくなってしまったのだ。受信メールボックスは、全くの空である。

重要なメールも大量に保管されているメールボックスなので、ちょっと焦ったが、以前ここでも書いたように、毎朝起動ディスクが自動でクローンされているので、クローンからThunderbirdの該当するメールボックスファイルを起動ディスクにコピーしてことなきを得た。

クローンが作られてから受信した数通のメールは、失われたが、運良くすべて読んでいたので、送り主に再送をお願いして、あっという間に環境は復旧した。

バックアップと言うと、ハードディスクやシステムのトラブルからの復旧と言うイメージが強いが、自分の経験からすると、むしろこのような、何気ない判断のミスや誤操作で失われた重要なファイルを復旧させることの方が多い。

実際のところ、起動ディスクのトラブルでクローンに置き換えるようなことは、5年に一度、あるいはそれ以下の頻度だろう。一方、失われた重要なファイルをバックアップから復旧することは、毎年とは言わないが、2年か3年に一度あるように思う。

私の場合、Personal Backup 10.6を使ってクローンとしてバックアップを取っているが、今回のようなケースでは、ホームフォルダの中だけをバックアップしていれば十分だ。もっと単純な無料のバックアップソフトや手動でのコピーでも用をなしたはずだ。

また、Mac OS Xの場合、最近では、自動でバックアップを取り続けてくれるTImeMachineという非常に便利な機能があり、データの復旧は簡単に行える。

いずれにしろ、毎日バックアップを実行することの大切さを、再確認した朝だった。

Softbankの優勝はiPhoneのおかげ!?

ソフトバンク・ホークスの小久保選手が、チーム専用のiPhone Appについて説明している動画があるんですが、こういうことは以前からノートパソコンでもやっていたはずなのに、本体がiPhoneという小さな「パソコン」になっただけで、何かまったく新しいことのように思えるのが面白いですね。