January 2018
クラウドストレージ同期せずマウントするCloudMounter
最近はDropboxのようなクラウドストレージを利用せずには、もう仕事ができない状態になっている。自分の場合はプレゼンテーションをGoogle Drive上で編集及び管理しているので、Google Driveも必須と言える。
こうしたクラウドストレージは便利だが、何も設定しないとクラウドストレージ上のデータをローカルのディスクにもコピーして同期してしまう。つまりDropboxの容量が1TBあって、そのほとんどを使用すると、ローカルディスク上でも1TBの容量が消費されてしまう。
クラウドストレージに起動ディスク上のファイルをアーカイブとして退避させて起動ディスク上の空き容量を増やしたい場合は、そのデータはクラウドストレージ上だけに保持し、ローカルディスクには同期しないように設定しなければならない。
その場合、今度はそのファイルが必要な時に、ウェブブラウザ上でクラウドストレージにログインして該当ファイルをダウンロードすることになるのだが、それが面倒だ。
クラウドストレージをローカルディスクのようにマウントできないものかと思っているなら、まさにその目的で開発されたCloudMounterというユーティリティがある。DropboxやGoogle Driveだけでなく、Microsoft OneDriveやFTP、WebDAVなど多様なクラウドストレージに対応している。
多分、現在では同種のソフトウェアも他にあるだろうが、CloudMounterが出た当初は他に競合製品はなかったと思う。
とはいえ、当初のCloudMounterは接続が不安定で、数分おきに切断されて実用的ではなかった。CloudMounterでマウントしたクラウドストレージ上のファイルを直接編集していて、途中で切断されて編集のやり直しを余儀なくされたことも何度となくある。それでもマウントできる利便性はあって、我慢しながら使ったものだ。
現在のバージョン3.xでは改良が進み、大きなファイルをコピーしたり移動させていると切断されることがあるが、普通に使っていれば数日マウントし続けても切断されなくなった。
CloudMounterが実用的になったことで、最近ではDSDファイルやWAVファイルのような大きなオーディオファイルはDropboxにアーカイブしておいて、必要に応じてローカルメディアにコピーしている。
自分の場合、ハイレゾ音源はハイレゾ対応プレイヤでしか聴かないので、CloudMounterを使ってマウントしたDropboxからプレイヤ用のmicroSDに直接コピーすることでローカルディスクにハイレゾファイルを保管する必要がなくなった。
注意しなければならないのは、あたかもローカルディスクのようにマウントしているとはいえ、それはあくまでインターネット上のストレージであり、データの閲覧はもちろん、ファイルのコピーや移動はネットワークを介して行われるということだ。つまり通常の何倍も時間がかかる。場合によっては、変更や操作が反映するまでしばらく待たされることになる。
そこが我慢できさえすれば、CloudMounterは非常に有意義に使えるユーティリティといえる。
こうしたクラウドストレージは便利だが、何も設定しないとクラウドストレージ上のデータをローカルのディスクにもコピーして同期してしまう。つまりDropboxの容量が1TBあって、そのほとんどを使用すると、ローカルディスク上でも1TBの容量が消費されてしまう。
クラウドストレージに起動ディスク上のファイルをアーカイブとして退避させて起動ディスク上の空き容量を増やしたい場合は、そのデータはクラウドストレージ上だけに保持し、ローカルディスクには同期しないように設定しなければならない。
その場合、今度はそのファイルが必要な時に、ウェブブラウザ上でクラウドストレージにログインして該当ファイルをダウンロードすることになるのだが、それが面倒だ。
クラウドストレージをローカルディスクのようにマウントできないものかと思っているなら、まさにその目的で開発されたCloudMounterというユーティリティがある。DropboxやGoogle Driveだけでなく、Microsoft OneDriveやFTP、WebDAVなど多様なクラウドストレージに対応している。
多分、現在では同種のソフトウェアも他にあるだろうが、CloudMounterが出た当初は他に競合製品はなかったと思う。
とはいえ、当初のCloudMounterは接続が不安定で、数分おきに切断されて実用的ではなかった。CloudMounterでマウントしたクラウドストレージ上のファイルを直接編集していて、途中で切断されて編集のやり直しを余儀なくされたことも何度となくある。それでもマウントできる利便性はあって、我慢しながら使ったものだ。
現在のバージョン3.xでは改良が進み、大きなファイルをコピーしたり移動させていると切断されることがあるが、普通に使っていれば数日マウントし続けても切断されなくなった。
CloudMounterが実用的になったことで、最近ではDSDファイルやWAVファイルのような大きなオーディオファイルはDropboxにアーカイブしておいて、必要に応じてローカルメディアにコピーしている。
自分の場合、ハイレゾ音源はハイレゾ対応プレイヤでしか聴かないので、CloudMounterを使ってマウントしたDropboxからプレイヤ用のmicroSDに直接コピーすることでローカルディスクにハイレゾファイルを保管する必要がなくなった。
注意しなければならないのは、あたかもローカルディスクのようにマウントしているとはいえ、それはあくまでインターネット上のストレージであり、データの閲覧はもちろん、ファイルのコピーや移動はネットワークを介して行われるということだ。つまり通常の何倍も時間がかかる。場合によっては、変更や操作が反映するまでしばらく待たされることになる。
そこが我慢できさえすれば、CloudMounterは非常に有意義に使えるユーティリティといえる。
AKG Q460をiPhone 7+とBluetooth接続
iPhoneにイヤフォンジャックがあった頃は、出張ではいつもAKG Q460というヘッドフォンを使って音楽を聴いていた。
しかしiPhoneがイヤフォンジャックを廃止してからは、出番がなくなってしまった。気に入っていたヘッドフォンなので、しばらくは変換ケーブルなんかを使っていたが、もともとAKG Q460のケーブルが貧弱でiPhoneをズボンやジャケットのポケットに入れた状態でカバンをかけたり降ろしたりしている内に断線しそうだったことと、変換ケーブルを使っている間はiPhoneを充電できないのでやめてしまったのだ。
そんなわけで、ここでも書いたがBluetoothのイヤフォンを使うようになったわけだが、やはり安いイヤフォンでは音質的に満足できない。まぁワイアレスのイヤフォンが音質は諦めても良いくらいに便利であることはわかったのだが、イヤフォン本体を充電する方式の場合は連続再生時間が数時間なので、移動に4時間以上かかる出張に2個持って行って途中で取り替えていたのだ。当初はそれでも良かったが、だんだんと面倒になってきた。
そこでBluetoothで、音が少しでもよく、何より連続再生時間が5時間以上あるイヤフォンを探していてSONYのMDR-EX31BNという製品に出会った:
この製品は、本体がスイスアーミーナイフのような形状とサイズで、バッテリも本体に入っている。そのためバッテリがイヤフォン自体に入っている製品よりも大きくて長持ちする。
その本体にイヤフォンの短めなケーブルを接続して使うのだが、このイヤフォンはイヤフォンジャックにさえ刺されば実はなんでも良いのだ。ちなみに本体には、あまりしっかりしたものではないがクリップがついていて、胸ポケットとか、シャツの襟などに止められるようになっているから、ケーブルありとはいえBluetoothの恩恵が半減してしまうこともない。
というわけで、昨年の11月頃にMDR-EX31BNを買ってAKG Q460を接続し、東京出張に持って行ったが、行き帰りの約9時間弱、充電せずに家まで帰ることができた。
個人的には、SONYの製品は音作りが好みに合わず、この製品も純正のイヤフォンで使ってみたときは、あまりにドンシャリだし、低音にパンチがないしで、やっぱりSONYだなぁと思ったが、AKG Q460の音作りとは相性が良いようで好みの音で鳴っている。
iPhoneにイヤフォンジャックがなくなってお気に入りのイヤフォンやヘッドフォンが使えず悲しんでいる方がいたらMDR-EX31BNを試しても良いと思う。なお、この製品は2013年発売らしく、すでに仕様的には古くなっていると思うので、本体にイヤフォンを指して使うBluetooth対応のもっと新しい製品をネット上で探してみるのも良いだろう。
なお、MDR-EX31BNにはノイズの98%をカットすると謳われるノイズキャンセリング機能があるが、自分が出張中に高速バスや東京の街中で試した限りでは全然効いていないか、ほとんど効果はないようだ。多分、もっと別の特定の環境でのみ効果が出る感じなのだろう。
そして、これは自分が間が抜けていただけなのだが、しばらく使っていたらPOWERボタンを押しても電源がオンにならなくなって焦った。原因はなんのことはなく、充電用のUSBケーブルを本体に挿したままだとPOWERボタンを押しても電源がオンにならないのだ。つまり充電状態で同時に使用することはできない。USBから充電する多くの機器がUSBケーブルから給電しつつ使えるので、てっきりこの製品も同様に使えると思い込んでいたわけだが間違いだった。SONYのサポートにまで連絡してしまって、しばらく話してからUSBケーブルを抜けば電源がオンになることに気づいた。恥ずかしい限りであった。
しかしiPhoneがイヤフォンジャックを廃止してからは、出番がなくなってしまった。気に入っていたヘッドフォンなので、しばらくは変換ケーブルなんかを使っていたが、もともとAKG Q460のケーブルが貧弱でiPhoneをズボンやジャケットのポケットに入れた状態でカバンをかけたり降ろしたりしている内に断線しそうだったことと、変換ケーブルを使っている間はiPhoneを充電できないのでやめてしまったのだ。
そんなわけで、ここでも書いたがBluetoothのイヤフォンを使うようになったわけだが、やはり安いイヤフォンでは音質的に満足できない。まぁワイアレスのイヤフォンが音質は諦めても良いくらいに便利であることはわかったのだが、イヤフォン本体を充電する方式の場合は連続再生時間が数時間なので、移動に4時間以上かかる出張に2個持って行って途中で取り替えていたのだ。当初はそれでも良かったが、だんだんと面倒になってきた。
そこでBluetoothで、音が少しでもよく、何より連続再生時間が5時間以上あるイヤフォンを探していてSONYのMDR-EX31BNという製品に出会った:
この製品は、本体がスイスアーミーナイフのような形状とサイズで、バッテリも本体に入っている。そのためバッテリがイヤフォン自体に入っている製品よりも大きくて長持ちする。
その本体にイヤフォンの短めなケーブルを接続して使うのだが、このイヤフォンはイヤフォンジャックにさえ刺されば実はなんでも良いのだ。ちなみに本体には、あまりしっかりしたものではないがクリップがついていて、胸ポケットとか、シャツの襟などに止められるようになっているから、ケーブルありとはいえBluetoothの恩恵が半減してしまうこともない。
というわけで、昨年の11月頃にMDR-EX31BNを買ってAKG Q460を接続し、東京出張に持って行ったが、行き帰りの約9時間弱、充電せずに家まで帰ることができた。
個人的には、SONYの製品は音作りが好みに合わず、この製品も純正のイヤフォンで使ってみたときは、あまりにドンシャリだし、低音にパンチがないしで、やっぱりSONYだなぁと思ったが、AKG Q460の音作りとは相性が良いようで好みの音で鳴っている。
iPhoneにイヤフォンジャックがなくなってお気に入りのイヤフォンやヘッドフォンが使えず悲しんでいる方がいたらMDR-EX31BNを試しても良いと思う。なお、この製品は2013年発売らしく、すでに仕様的には古くなっていると思うので、本体にイヤフォンを指して使うBluetooth対応のもっと新しい製品をネット上で探してみるのも良いだろう。
なお、MDR-EX31BNにはノイズの98%をカットすると謳われるノイズキャンセリング機能があるが、自分が出張中に高速バスや東京の街中で試した限りでは全然効いていないか、ほとんど効果はないようだ。多分、もっと別の特定の環境でのみ効果が出る感じなのだろう。
そして、これは自分が間が抜けていただけなのだが、しばらく使っていたらPOWERボタンを押しても電源がオンにならなくなって焦った。原因はなんのことはなく、充電用のUSBケーブルを本体に挿したままだとPOWERボタンを押しても電源がオンにならないのだ。つまり充電状態で同時に使用することはできない。USBから充電する多くの機器がUSBケーブルから給電しつつ使えるので、てっきりこの製品も同様に使えると思い込んでいたわけだが間違いだった。SONYのサポートにまで連絡してしまって、しばらく話してからUSBケーブルを抜けば電源がオンになることに気づいた。恥ずかしい限りであった。