Blackstar Superflyアンプのホワイトノイズ問題

これまで家でギターの練習をする時や小規模なライブでは、とにかく小さくて邪魔にならないZT Lunchbox Juniorアンプを使っていた。出力は50Wで5インチ(約12cm)のスピーカなので、サイズに見合わない大きな音量というか余裕のある音圧でローからハイまで綺麗になる非常に素晴らしいアンプだと思っている。

しかも、このアンプにはDC9V、最大500mAのセンターマイナスOUT端子があるのでエフェクタが2台くらいなら電源を持って歩かなくても繋いで使うことができる。実際に、ちょっとしたライブではZoom AC-2(https://amzn.to/3R7IwSF)とかBOSS RC-5(https://amzn.to/3WXiLIF)とか繋いで使っていて、センタープラスのエフェクタ用に変換ケーブルを自作したりもして愛用してきた。

特に不満もなかったのだが、エレガットを使った弾き語りのためにマイクとギター用に2系統の入力があり、かつBOSS DR-01s(https://amzn.to/4aLMCXv)というボンゴやカホンなど弾き語り用のリズムボックスの音も一緒に出せるアンプに買い換えることにした。

ちなみに、ギターとマイク、そして外部オーディオ入力のすべてに対応する弾き語り用アンプとしては音の良さを考えれば他にほとんど選択肢がないくらいに優れたアンプ、BOSS Cube Street EX(https://amzn.to/4bIbxN5)も持っているのだが、とにかく重くて大きなアンプで余程のことがなければ持って歩く気にはならない。重さは、2Kg台が理想だ。

この条件を満たす選択肢としては、まず5W(2.5W x 2で4インチ(10cm)のスピーカを2個搭載するRoland Mobile AC(https://amzn.to/4dYiuLw)があるだろう。実際の音を聞いたことはないのだが、YouTubeで見る限りはちょっとペナっとした音のように感じる。またギターとマイクを別々にトーンコントロールすることはできない。

現行製品だと他にYamaha THR30ⅡA Wireless(https://amzn.to/4bAFhvq)があるが、こちらはそこそこ大きくて4.4Kgと重いので選択肢から外した。

別に現行製品にこだわる理由もないので、ちょっと前に話題になった製品を探してみるとBlackstar Superfly(https://amzn.to/3VlunDW)というアンプが見つかった。調べると、すでにカタログ上にはないようだが流通はしているようだ。

YouTubeで見た限りでは、音はRoland Mobile ACよりも良いように思える。12Wでスピーカは3インチ(約8cm)x 2なので、Mobile ACより出力は大きいがスピーカは小さいということになる。ギターとマイクは、それぞれ別々にベースとトレブル、そしてリバーブをコントロールでき、ギターにはゲインがあってエレキとアコースティックを切り替えることもできる。ちなみにマイクジャックは、XLRにも対応している。

アンプの出力とスピーカサイズのどちらを優先するかは、用途や個人の好みによるところもあると思うが、個人的には出力の方が重要だと考えている。というのも、アンプはスピーカの許容入力に対して余裕を持たせた設計になっていて、多くの場合でスピーカの性能を全て使い切ることはないと思うからだ。

つまりスピーカサイズが大きくても出力が小さい場合、音がペナペナになるだろうと想像している。そういう意味では、スピーカは小さいが出力が大きいSuperflyの方がスピーカの性能を目一杯引き出しやすいのではないかと思う。逆に言うと最大音量で鳴らすのであれば、Mobile ACのが有利なのかもしれない。しかし、いくら小さいアンプとはいえ目一杯の音量で鳴らす場面はなかなかなさそうに思うのだ。

そんなことを考えた結果、Superflyを買おうと決めたが気になることもある。この手の小さなアンプには常時ホワイトノイズが鳴るという問題があるのだが、どうやらSuperflyはホワイトノイズがかなり鳴るらしい。弾き語りアンプというのは雑踏のような常に騒音がある環境で使うので、ギターやマイクの音を鳴らしているとこうしたホワイトノイズは気にならないものだが、ユーザの評価を見る限りでは許容範囲かどうかちょっと怪しい感じなのだ。

とは言え、Mobile ACではトーンコントロールがほとんどできないので、もう自分で確認するしかないとSuperflyを買ってみた。

で、機能や音質について言えば、申し分のない製品であった。

が、やはりホワイトノイズがかなり鳴るのである。まず電源を入れてボリュームもゲインもすべて0の状態で、サーっとホワイトノイズが鳴り続ける。これは想定内で、まぁしょうがないなという感じだ。

ところが、エレガットを繋いで音を出してみると許容範囲を超えたノイズが鳴る。試しにケーブルを抜いてボリュームだけを上げていくと、相対的にノイズはデカくなるようだ。

これは困ったなとしばし思案していたが、ひょっとしてと思い立ってゲインをどんどん上げてボリュームを下げていくとノイズは減っていくのだ。ノイズが気にならない設定でエレガットを繋いだところ、ノイズは許容範囲内になって十分に使える状態になった。

日頃ギターアンプのゲインは上げると音量も増えるが徐々にオーバードライブして歪みが強くなるという考えがあったので、当初はできるだけクリーンな音質を得るためにゲインは最低限にしてボリュームで音量を稼ごうとしたのが間違っていたようだ。

アコギ用のアンプではゲインをあげても音色が変わらずにクリアな状態を維持するようなプリアンプ設定になっていると聞くので、Superflyにあるアコースティックという設定もゲインをどんどん上げても取り立てて音が歪んでいくようなことがないのだろう。

なお、ホワイトノイズは完全になくなったわけではないし、実際のところ小型アンプでノイズを完全に無くすことはできないと思うので、どの製品を買うにしてもその点の注意は必要だろう。

Yamaha FP-300MNにString Butler V1を装着

2020年にここでHeadway HCF35S ANというアコースティックギターを中古で買い、ワンツースリーサウンドのオリジナル貼り付けタイプピックアップを付けてエレアコ化して使っていることを書いた。

長らくこのギターを出しっぱなしにして仕事場の脇に置いて気が向いたらすぐ手に取って弾ける状態にしていたが、今年の初夏くらいだろうか同じ様に出しっぱなしにできるエレガットが欲しくなり、Yamaha FP-300MNというナイロン弦ギターを買い、前出のHCF35S AN同様にオリジナル貼り付けタイプピックアップを仕込んでみた。

FP-300MNというギターは、台湾のYamahaが作っていたギターのようでHCF35S AN同様にトップは単板(米杉)だが、それ以外の部分はサイドバックがラミネートのローズウッドだったり多分ナットとサドルがプラスチックだったりと廉価版ギターとして値段相応な感じの仕様のギターだ。2001年発売当初の定価が4,3000円で実売は4万円弱という感じで売られていたらしい。アコギのヘッドとペグ、ブリッジをナイロンギター風に変更したアコギとクラシックギターのハイブリッドの様なギターで、当時はそういう需要が創出できると期待されていたのだろうがあまり売れなかったようで中古でもそんなに見かけない。なので、逆に中古相場は少し高くなっていたりする。

買った中古では、まずペグがYamahaのオリジナルでなくてどこかの安い練習用クラシックギターのペグに交換され、Fishman Sonitone VT-1だと思われるサドル下のピエゾピックアップが追加されていた。このピックアップを追加する際にサドルを交換したようで、オリジナルではナット同様にプラスチックだったと思われるサドルはTUSQだと思われるサドルに交換されていた。

このギターのペグを安いがGotoh製ペグに交換し、ナットとサドルを牛骨に交換し、マイクを前述のコンタクトマイクに交換して使っている。

音についてはペグ、ナット、そしてサドルを交換したことでかなり良くなったが、まぁ値段なりという感じの音がする。非常に弾きやすいので不満はないが、今後もメインで使うかどうかには迷うところだ。

個人的に一番気になったのが、ナットからペグへの弦の角度だ。通常のクラシックギターの場合でもナットからペグにストレートで弦を巻き取れることはないと思うが、このギターでは構造的にナットからペグへ向かう弦の角度が急なのだ。これは一般的なクラシックギターなら52mm程度はあるはずのナット幅が、このギターでは48mmしかないことと無関係ではあるまい。ナット幅が狭いためナットからペグへの弦の角度がより急になるのだと思う。

この写真は真正面から撮影していないのでわかりにくいと思うが、ナットからペグに向かって弦がまっすぐに伸びていないことはわかると思う。クラシックギター(ナイロン弦ギター)は、程度の差こそあれ元来がこういうものではあるのだが、昔からこれが美しくないと思ってしまうのだ。
stringbutlerJP01

このナットと弦の角度をストレートに近づけて見た目を改善できないかと考えた末に見つけたのが、
String Butler V1オールブラックという製品だ。

このString Butlerシリーズの本来の目的は、ナットからペグへ弦の角度が付いているとナットと弦の間に偏った摩擦が生まれるため、エレキギターでチョーキングやビブラート、トレモロアームなどを使った際にチューニングが狂うという問題を解決することだ。実際に効果があるらしいことは、YouTubeに検証動画がいくつもアップロードされていて分かる。

String Butler V1オールブラックを使えば見た目の問題が少しは改善すると思うが、この製品はエレキギターを念頭にした製品であり、ナイロン弦のギターに問題なく取り付けられるのか不安があった。買って試せば良いことではあるが、過去に何か事例がないかドイツのメーカに問い合わせたところ試したことはないが取り付け自体は問題ないのではないかという答えだった。

なので、試しにドイツのメーカに直接3個発注し、その内の1個をFP-300MNに取り付けてみた。

String Butler V1はトラスロッドカバーを外してそのネジ穴を流用して取り付けることが想定されているので、本来ならギターに改造を施す必要がない点がウリだ。効果がなかったり、気に入らなければ外してトラスロッドカバーを元に戻せば良い。

しかしFP-300MNのトラスロッドはサウンドホール側で調整するようになっているのでヘッドにはトラスロッドカバーがないから、String Butler V1を取り付けるにはヘッドにネジ止めしなければならず新たにネジ穴が開くことになる。高級なギターなら間違いなく躊躇する改造だし、自分も10万円以上のギターでこの改造を施す勇気はない。

そのため、まずはString Butler V1の裏面全体に比較的に強力な両面テープを貼ってヘッドに接着してみた。触ってみても微動だにしないのでしっかり接着できたことを確認して弦を貼り直して音を出すと、音量は落ちて薄いペラペラな音になってしまった。見た目は期待通り改善したのだが、音が劣化しては使い物にならない。メーカには試験した結果として報告すると、なんと「String Butler V1は、ネジ止めしないと音は劣化すると思う」という回答が戻ってきたのだ。

そこでFP-300MNは安価なギターだし中古で買って既に改造も加えているわけで、今更ネジ穴の一つや二つはどうってことないやとネジ止めしてみると、何と生鳴りそのものが良くなった、つまり音量が大きくなったと思う。そしてミッドレンジから少し低音に向かって倍音が増えたのか音に厚みが出たようだ。

下の写真がString Butler V1をネジ止めした状態だが、ナットからペグ側へ出る弦の角度がストレートに近くなり、見た目的には満足な結果が得られたと言える。
SB_installed2

メーカに聞いたところ、どのString Butlerでも取り付けると程度の差こそあれ必ず音は変わるそうだ。それが良い方向に変わるかどうかはギターによるので、今回は運が良かったのだろうという話だった。

元々は変な角度でヘッドに接触して損失していた弦振動がString Butler V1のポストからヘッドにネジ止めして密着しているString Butler V1本体を経由してネックへと伝わっていくことで音が変わるというのはありそうなことだ。しかも個人的な感想だが、音は良い方へ変わったと思う。

String Butlerシリーズは安い製品ではないので誰でも気軽に試せるわけではないと思うが、私のようにナットからペグへの弦の角度が気に入らない人や、大幅な改造をせずにアコギやガットギターの音の改善を期待したい向きは一度試しても良いのではないかと思う。ちなみにMartin系のヘッド形状にはString Butler V1が収まらないので、String Butler V5か
String Butler V3を試すことをお勧めする。メーカでは、効果が出る保証はないが試すならString Butler V3だろうと言っている。

なお、中国の格安通販モールにString Butlerを名乗る製品、あるいはString Butlerとそっくりの製品があるが、全て偽物なので注意してほしい。メーカでは、中国のモールに出品していないし、許可も出していない。仕上がりが雑で部品の欠品があることも確認できており、工場流出品でさえないので絶対に買ってはいけない。

iPhone XRを15に買い換え

2023年の9月ごろだと思うがiPhone XRが充電できたりできなかったりするようになってしまい、気温がどんどん下がって来たことも関係するのか12月にはほとんど充電できなくなったので、仕方なくiPhone 15に機種変更した。

iPhone XRは2018年9月に発売されてすぐに買ったと思うので、かれこれ5年ほど使ったことになる。特に不具合もなかったし最新iOSも使えていたし、前述の充電の問題がなければ機種変更する特別な理由はなかったのだ。とは言え、2024年に公開になるらしいiOS 18に対応できないとの予想もあり、機種変更するタイミングとしては悪くなかったのだろう。

で、この機種変更で困ったのがキャリアであるソフトバンクの料金体系の変更だ。お得お得とそこら中に書いてあるのだが、複雑で何がお得なのか全く分からない。ソフトバンクのホームページを見ると、現時点でペイトク30とペイトク50があり、メリハリ無制限+があり、ミニフィットプラン+がある(新規やガラケーからの乗り換えを対象にしたスマフォデビュープラン+というものもある)。それぞれに家族3人加入やソフトバンク光・Air加入、PayPayカード支払いなどの条件で値引きもある。

これまでは面倒なので常に一番高いプラン(現在で言えば、月のデータ通信量無制限で税込み7,425円のメリハリ無制限+だろうか)で契約していたが、自分の場合はスマフォで動画を見たりしないし、外出中にLINEだ、SMSだ、メールだ、TikTokだとスマフォの画面を見っぱなしということもないので、出張でもしない限り月のデータ通信量が1GBを超えることがほとんどない。よくよく考えてみれば、毎月のように東京に出張していた5年以上前ならいざ知らず、地元をうろうろしていて稀に出張する現状では、一番高いプランは宝の持ち腐れだったのだ。

この機会にプランを見直そうと考え、月のデータ通信量が1GBまでが税込み3,278円のミニフィットプラン+に変更した。このプランは、最大で3GBを想定しており2GBまでは3,980円、3GBまでが4,980円と1GB毎に1,000円ずつ料金が増えていく。

念のために過去のデータ通信量の履歴を調べたところ、出張した際に3GB以上になることがあるので、ミニフィットプラン+とメリハリ無制限+の間に5GBの利用を想定したプランがあればよかったのだが、統計的にも5GBとか中途半端な使用量のユーザ層はあまりいないみたいだし、ミニフィットプラン+の料金体系から考えると5GBは6,980円になってしまって、だったらメリハリ無制限+の7,425円とほとんど変わらないから需要もないということなのだろう。

とは言え、最大3GBでは心許ないので何か対策はないかなと考えた結果、外出の際には2台目のスマフォとして契約している楽天モバイルの手の平サイズの小型スマフォ、Rakuten MiniをiPhoneと共に持ち歩いて楽天モバイルの回線にテザリングすれば良いと気づいた。

楽天モバイルは、もともと料金プランがデータ通信量無制限で料金が最大税込み3,278円のRakuten UN-LIMIT VIIしかなく、料金体系がシンプルで好感を持っていたが、このプランが2023年6月から最強プランという名称に変更されるとともに楽天の回線が整備されていない場所で他社の回線を使うパートナー回線エリアでの月に5GBまでの制限が撤廃されて無制限になった。最強プランになっていなければRakuten Miniでのテザリングも検討していなかったと思う。

とは言え、自分の場合はRakuten MiniをGoogle Driveに保存しているプレゼンの資料をプロジェクタやHDMI対応のテレビなどに表示して操作するリモコンとして使っており、長時間持ち歩いてデータ通信した経験がない。しかも古い製品な上に本体が小さいためにバッテリ容量を小さく、長時間の使用に耐えるか疑問がある。

そこでiPhoneを買い替えてから一週間ほどの間、近所に買い物に行ったり映画を観に行ったりする数時間の外出にiPhone 15とRakuten Miniを持ってでてRakuten Miniのテザリングが実用になるか試してみた。

結果は、3時間以上は充電がもたず実用にならなかった。仕様から考えればRakuten Miniのバッテリはもっと保つと思うが、Androidスマフォの宿命で常時インターネットに接続してあれやこれや通信してGoogleアカウントが使っているデータをダウンロードしてしまうようなのだ。ちなみにプレゼンにしか使っていない時はデータ通信は切ってしまってWi-FIのみにしているからもっと長時間使えているので、常に電波を探し続ける処理も思ったより電力を使ってしまうのだろう。

実用になれば、楽天モバイルの最強プランが最大で3,278円でミニフィットプラン+が1GBまでなら3,278円だから、合計しても6,556円でメリハリ無制限+の7,425円より安くなるわけで検討に値する。ちなみにデータ通信量が少ない場合の最低の料金は、最強プランが3GBまで1,078円、ミニフィットプラン+が1GBまで2,178円なので3,256円になる(もちろんそれ以外に通話や各種オプションにも料金はかかってくるが)。

Rakuten Miniのバッテリの問題を除けば、楽天モバイル回線のテザリング自体は金額的に魅力的であることは確かなので、Rakuten Miniを後継機と思しきまぁまぁ小さなRakuen Hand 5Gに機種変更する手もあるがスマフォとして使う予定がほぼないわけだし、Androidスマフォが勝手にデータ通信するのも気に入らないしで、さらに検討した結果、楽天モバイルで新たにRakuten WiFi Pocket 2Cを契約すれば良いのではないかと考えた。

Rakuten Miniは基本的にデータ通信には使っていないから毎月の料金は、1,078円でほぼ固定されている。出張時を除けば、普段の外出でデータ通信が1GBを超えることは滅多にないからRakuten WiFi Pocket 2Cの料金も出張時に3GBを超えてデータ通信をしない限りは1,078円だろう。ということは、合計が4,334円ということになる。仮に3GBを超えても、合計は 5,434円だ。

Rakuten WiFi Pocket 2Cは、ここのところずっと回線と同時に契約すると本体が1円だから初期費用が要らない。しかも不要なデータ通信を行わないので電力消費も少ないだろうし、それ自体がGoogleアカウント関連のデータをダウンロードすることもないからデータ通信量にも無駄がない。

すでに一ヶ月以上に渡りRakuten WiFi Pocket 2CとiPhone 15を持ち歩いて使っているが、後述する問題を除けば十分に満足している。Rakuten WiFi Pocket 2Cについてさらに言えば、ズボンのポケットにiPhone 15と一緒に入れても気にならないほど本体が小さく、本体の液晶に表示されるQRコードをスキャンするだけで最大16台までの端末が接続できるのも説明会や講習会を開催することがある自分には魅力的だ。

金額的なことだけを言えば、このようないわゆるポケットWi-Fi端末を格安で利用する手段は他にもあるが、個人的には楽天モバイルの最強プランを応援しているのでこの解決策が最善だと考えている。

で、実際に使ってみてわかったのがネット上でもよく見かける「楽天モバイルは建物内に弱い」という問題だ。自分は田舎に住んでいるのだが、スーパーやホームセンターのような鉄筋の建物に入ると的面に繋がらなくなる。特にレジ付近で繋がらないとキャッシュレス決済ができないので、一時的にiPhone 15のWi-Fiをオフにして使うしかない。

楽天モバイルはプラチナバンドを持たないためビル内が接続できないわけだが、2023年に取得が決まった700MHzの提供が2024年内に一部地域から提供開始されるそうだ。全国を網羅するまで数年かかると思うので、それまでは我慢するしかないだろうなぁ。

余談だが、以前はソフトウェアの開発のために契約していたDocomoの回線はすでに契約解消しており、AUの方はPovo2.0に変更してある。

M1 Mac miniにハブを追加

先日、地元でちょっとした音楽イベントを主催したのだが、その模様をZOOM ズーム ハンディビデオカメラレコーダー Q4nで5時間以上定点撮影してみた。

余談だが、Q4nは現行製品ではなく、現在では
ZOOM ズーム ハンディビデオカメラレコーダー HDビデオ+4トラックオーディオ Q8が後継製品となっている。

編集と言っても、この一本の長い動画をまず曲毎に分割して画面をクロッピングして明るさと色調を調整するだけなので、編集ソフトはiMovieで良いやとiMovieで作業を始めたが、欲張ってHD品質で編集開始したため一つのファイルサイズが4GB前後と大きくなりすぎて起動ボリュームの空き容量が足りなくなってしまった。そこで起動ボリュームに空き容量を稼ごうと一時的にファイルをDropboxに退避させたのだが、いざ各動画を編集しようとするとDropboxからダウンロードが開始されて永遠とも思える時間が経過した結果として起動ボリュームの容量不足エラーになってしまうことがわかった。起動ボリュームには十分な空き容量があるように思えるが、Dropboxおよび動画編集ソフトが展開する仮想メモリが予想以上にでかいのだろう。

そこで現在は1TBの起動ディスクを2TBの外付けのSSDにクローンして動画をすべて起動ディスクにコピーして編集しようと考え、価格と仕様のバランスが良さそうなHanye 2TB 3D NAND TLC採用 内蔵型 SSD 2.5インチ 7mm SATAIII 6Gb/s アルミ製筐体 国内正規代理店品 メーカー3年保証という2TBのSSDを購入してみた。なお、この製品は現在は販売されておらず、確証はないが
Hanye 2TB 内蔵型SSD 2.5インチ 7mm 3D NAND採用 SATAIII 6Gb/s 550MB/s 正規代理店品Hanye 2TB 内蔵型SSD 2.5インチ 7mm SATAIII 6Gb/s 550MB/s 3D NAND採用 アルミ製筐体 正規代理店品 国内3年保証が後継製品ではないかと思われる。

このSSDに起動ディスクをクローンすれば良いわけだとPersonal Backup X9やCarbonCopyClonerなどを使ってクローン作成を試みるも、完成したクローンがmacOSに起動ディスクとして認識されない。色々と調べると、まず最近のmacOSではクローンをASRというコマンドで作成することになっているが、このASRというコマンドが安定して動作しない上に、現状ではCPUがAppleのMシリーズのMacは外付けのボリュームからシステムを起動することができないらしい。Appleの仕様ではクローンはASRで作成するべしと書かれているようなので、仕様通りに考えるならmacOSのバグということになるんだろう。

ここで諦めかけたのだが、ふとiMovieの作業ファイルを外付けのSSDに保管し、かつ動画ファイルはDropboxから外付けSSDにコピーすれば良いのではと思いつき、「ムービー」フォルダ内の「iMovie ライブラリ」ファイルを外付けのSSDにコピーしてダブルクリックしてiMovieを開くと正常に動作しているように思われた。

次はDropboxから動画を外付けSSDにコピーすれば良いわけだが、これがうまくいかない。ファイルサイズがデカすぎるのか、何かシステム環境の問題なのかFinderやWebブラウザでDropboxから該当ファイルを外付けSSDにコピーしようとするとダウンロード中にエラーになってコピーできないのだ。

流石にこれで終わりかなと思いつつも他の方法でDropboxにアクセスできないのか調べると、DropboxはFTPもサポートしているようだ。そこで、ひょっとしてと思って一番お気に入りのFTPクライアントであるTansmitを起動すると、何とデフォルトでDropbox対応しているではないか。で、早速にTransmitでDropboxから1個の動画ファイルを外付けSSDにダウンロードするとエラーにならないことがわかった。ではということで、全てのファイルをダウンロード開始して一晩放置すると、翌日には全てのファイルのダウンロードが正常に完了していたのだ。

こうして当初の思惑とは違う形ではあるが、無事に動画の編集ができたのだった。

なお、M1 Mac miniに外付けSSDを接続するにあたり、収まりよく邪魔にならないように
GIISSMO Mac Mini 用 USB Type C ハブ 2.5インチ HDD/SSD ケース 7-in-1ドッキングステーション SATA対応 USB 3.0 / 2.0ポート Micro/SDカードリーダー Mac Mini 2018/2020/2023に対応というドッキングステーションも同時に購入した。M1 Mac miniはポートの数が少ないので、この製品を導入したことで一石二鳥を狙ったものだ。今のところ目的は全て達成されており、良い製品を買ったと思っている。

関節炎の話

今日は、関節炎の話です。健康とか体調とかについては、もっと本格的な情報を公開している人がいっぱいいるので、ここに書く必要もないとずっと思っていたけれど、この自分の関節炎の話は他の人のためにもなるかなと思って書くことにしたものです。

自分は、10年ほど前から冬になると両手の指の関節が腫れて曲げられないほど痛むという症状に悩まされてきました。冬になって気温が0度前後になると始まる症状であり、温めると少し良くなるし、春になって気温が上がると自然に改善することから、ずっと急性リウマチだと思い込んでいました。

ここ数年は、とにかく冬でも指を冷やさないことを心がけたことと、温暖化の影響で冬の気温が以前よりは高めになったこともあり、腫れて痛くはなるけれど耐えられないほどではなくなっていました。

ところが2021年の11月、それほど寒くもない日に指の関節が痛み始めたのです。おかしいなぁと思って病院に行ってレントゲンを撮ると、リウマチならば急性であっても10年前から症状があるなら関節が変形しているはずのところ、関節は至って正常な状態であることがわかりました。

そこで血液検査をすると、なんと尿酸値が非常に高くなっていたのです。しかし、これまで定期的に血液検査はしていて尿酸値の異常など出たことはないと医者に説明すると、夏の間は自然と水分をとるから調べても尿酸値は正常なのだが、冬になると水分の摂取量が極端に減って尿酸値が上がる人がいると言うのです。確かに、自分はもともとあまり水分を取らない方だし、考えてみると冬に血液検査をしたこともなかった気がします。

尿酸値が上がったことで手の指にだけ症状が出るのは珍しいが、ないことでもないので、毎日2リットルの水を飲んで違いがあるか試してみようと言うことになりました。

結果から言うと、毎日2リットルとは言わないまでもこれまでにないほど水を飲むようにしたら、全然症状が出なくなり、2022年の冬も問題なく越えたのでした。これまでの苦労が嘘のようです。

つまり、自分の手の指の関節が腫れて痛くなったのは冬になって水分の摂取量が極端に減って尿酸値が上がったことが原因であり、リウマチとは全くの無関係だったわけです。尿酸値が高くなることの問題としては、痛風や腎臓結石が有名だと思いますが、手の指の関節だけが腫れると言うこともあるのです。

そういえば、長野県で冬に弾き語りをしたときに「冬になると手の関節が腫れて痛むので苦労しますよね」と言ったら、誰一人として反応もせず、ボカーンとしていたことを思い出した。あるあるだと思っていたのは、自分だけだったのだ。