乙女の二股

以前も書いたように、現在メインで使っているアコースティックギターは完全にBaby Taylor BT2になっている。


ちなみに以前使っていたOvation Pinnacleは、弦アースが取れない状態でもありメンテも兼ねて長野県松本市の
Vellmor Guitarsに修理に出した。自分で治すつもりで断念したブリッジも貼り直されて、4月には戻ってくるだろう。

で、すでに20年は人前で演奏していないのだが、Baby Taylorを弾くとあまりの気持ち良さにまたライブやりたいなぁと思い、リハビリのために弾き語りのコンテストにでも参加しようかと考えるようになった。

その時使うギターはBaby Taylorだと思うが、現時点ではマイクがARTECのA1-OSJという安い外付けタイプだ。


このマイク自体は非常に優れた製品で、実売が2,000円前後とは思えない高いコストパフォーマンスを誇っている。

ただし、このマイクの弱点は貼り付けたトップ上の位置で出てくる音が全く異なるという点だ。だったら、一番良い音がする場所に貼っておけば良いじゃんと思われるかも知れないが、それがそんなに単純ではない。

というのも、自分はほとんどが爪引く奏法なので、それで自分が思う一番良い音がする場所に貼っておくと、コードストロークで弦の音が濁ってしまうのだ。そして、その逆も同じ。

実際のところ、宅録でコードストロークを録音する場合は、マイクを立ててA1-OSJの音とミックスしているのだ。

さらに、自分ではやらないがトップを叩く奏法の場合は、また全然違う場所に貼り付けたくなるだろうが、そこが弦の音を一番よく拾う場所と違うことは容易に想像できる。

つまり、奏法によって貼る場所を変えなければならないが、そんなことはライブでできるはずがないのだ。

また、トップに貼ったマイクから出ているケーブルがだらんとしてしまうのも、ちょっと格好悪いかなというのもある。

そこでギター本体内部に複数のマイクを仕込もうと考えた。そんな製品があるのかわからなかったが、探してみればあるもので、123music.jpの
オリジナルピックアップキットなるものを見つけた。この製品の中でダブルというのがマイクが2つある製品だ。

実は、この製品の以前の名称は乙女の二股というのだ。で、乙女の二股の頃にもネット上で調べたことがあるが、当時の
乙女工房というサイトの名称と乙女の二股という製品の名称から、なんとなく胡散臭いと思って手を出さずにいたものだ。

この製品は、2個のパッシブのピエゾマイクをトップの裏側に貼り付け、エンドピンジャック経由で外へ出すものだ。プリアンプはないので電池は要らない。またマイクとケーブルはすでにエンドピンジャックにつながった状態なので、エンドピンの部分に13mmの穴さえ開けられれば、自分で半田付けしたりする必要がない。

同じ構成になるように同様の部品を買って来て自分で半田付けすることもできるが、多分その方が高くつくと思う。

これこそ自分が探していた製品だというわけで、早速発注し、Baby Taylorのエンドピン部分に穴を開けて装着してみた。

結論から言えば、本当に素晴らしい結果が得られて大満足だ。

しかし、注意も必要だ。

まず穴を開ける際、穴の縁は面取りした方が良いということだ。面取りしなくても装着できるが、自分で作業した感じでは、面取りしていないとエンドピンにかかる負荷や当てたり落としたりした衝撃で穴の縁が欠けたり割れる可能性が高いと思う。

次にマイクを装着する位置が問題だ。ギター内部に貼り付けるので、弦を張って鳴らして、気に入らなければ弦を外してマイクを貼り直してと繰り返すことになるため、マイクの貼り付け位置を気軽に試行錯誤できない。そこで、エンドピンにVOX amPlug2 AC30を挿してイヤフォンで音を聞きながら、二つのマイクをトップ上面に密着させた状態で弦を鳴らし、どこが一番良い結果が得られるかを事前に入念に調べてみた。


基本的にはブリッジからエンドピン寄りで高音側と低音側に付けるのが一般的だと思うが、数センチずれただけで音が変わってしまうので慎重に作業し、ここだという場所に付箋なりを張ってマークしておく。その後、マイクをトップ裏面に貼り付ける際、マークを参考に正確に貼り付けるわけだ。実際には、一度貼り直したのだが、このやり方は非常にうまくいった。

そして最後に、ギター本体内でケーブルが遊んでいるため、激しくストロークしたりすると、ケーブルが移動してトップやバックに当たる雑音が出ることがある。これはケーブルをセロテープでバックに止める以外の対策は考えつかなかった。

余談だが、このマイクは思ったよりも品質が高く、非常に良い音が出る。とは言え、ピエゾピックアップであることに変わりはないので、アコースティックな音を出すにはデジタルモデリングが必須だろう。自分の場合は、いつも使っているZoom A3でD-18を選んだ時に、一番好みの音になるようだ。


こうしてBaby Taylorのアコギ化が完了したので、コンテスト参加を真剣に検討しようかな。

ASUS S1とChromecastを使った出張プレゼン

以前ここで、ASUS S1

とカメラ用のトラベル三脚、Chromecast 2、スマートフォンだけ持って歩けば、どこでもプレゼンができると書いた。

しかしChromecastはWiFiを使ってセットアップするので、WiFiがない場所では使えない。またWiFiがあってもログインが必要な環境ではセットアップができないので使えない。ログインが必要な環境というのは、例えばウェブブラウザ画面でログインを完了しないとインターネットが使えないホテルや公共施設がある。

そんな場合にどうするか?だが、一番手っ取り早い解決策はMHL対応のスマートフォンとASUS S1をHDMIケーブルでつないで直接スマートフォンの画面をS1に出力するやり方だろう。

しかし、私がプレゼンで使っている
AQUOS SERIE mini SHV33もそうだが、最近ではMHLに対応していないスマートフォンも多い。

では、どうしようもないのかと言うと、そんなことはない。まず、私のメインのスマートフォンはiPhone 7+である。つまりプレゼンが必要な出張中は、SHV33と2台持ち状態なのだ。

そこでiPhoneのテザリング(インターネット共有)を有効にし、SHV33からChromecast 2をiPhoneに接続してセットアップするのだ。

こうしてセットアップが完了したら、SHV33のGoogle Drive上のPowerPointファイルをGoogle Office Suiteで開く。するとPowerPointファイルのスライドショーメニューにキャスティングオプションが表示されるので、キャスト先としてChromecastを指定してやれば良い。

この方法であれば、まさしく「どこでも」ASUS S1とChromecastを使ってスマフォからリモートでPowerPointのプレゼンが行えるのだ。

唯一の問題は、iPhoneが通信回線でインターネットを使える環境、つまり携帯電話側のアンテナが立っている必要があるということだ。場所によってはキャリアの電波が届かなかったり、公共施設で電波をジャミングして携帯電話を使えなくしていることもある。

その場合は諦めて、パソコンかSDカードを利用したプレゼンに切り替えるしかない。

ちなみに、iPhoneでなくSHV33のテザリングを使ってChromecastをSHV33でセットアップしようとした場合、なぜかうまくいかないようだ。確証はないが、多分、Chromecastが接続しているネットワークにSHV33が接続していないからだと想像される。

-以上-

CJB-60s/FLのアクティブ化はやめておく

先日ここに書いたCJB-60s/FLをアクティブ化する変則アイデアだが、やめておくことにした。

まずBehringerのBDI21で十分に満足できる音が出るので、本体のアクティブ化は面白いのは確かだが、必須ではない。また本体をアクティブ化すると電池切れで音が出ないという弱点を持つことになるからだ。


でも、興味を持つ人がいるかも知れないので、ボツにした変則アイデアについて書いておこう。変則アイデアと言ってもいたって単純で、Compact Bassシリーズのアクティブ版である
CJB-70s ASH/Activeを買って、そのネックを手元のフレットレスのネックと交換するだけだ。これでアクティブ回路で本体がアッシュのフレットレスのCompact Bassが出来上がる。CJB-70sのネックの方は、パッシブのCompact Bassとして今後も使えるし無駄がないというわけだ。

Compact Bass CJB-60s/FLを手に入れる

ショートスケールのベースで自分のフィーリングにマッチするものを探していて、イケベ楽器オリジナルのCompact Bassなるものを見つけた。


以前からなんとなく知っていたが、スケールが70cm強程度とショートスケールよりも短い子供用という認識だった。

ところが2016年初頭にリニューアルしたということで製品ページを見てみると、スケールが75cmになったようだ。ショートスケールベースの代表的製品であるFender Mustang Bassが76.2cmということで、ほぼショートスケールになったと言える。念のためにイケベ楽器にリニューアルでどこが変わったのか確認したところ、スケールが長くなり、ヘッドにCompact Bassのロゴが入ったそうだ。

高いものでもないし、すぐに買って試してもよかったのだが、Mustangより1.2cm短いスケールではオクターブピッチに不安があって決心がつかなかった。

で、悩んでいる内にネットで中古の
CJB-60s/FLが売りに出ているのを見つけた。Compact Bassにはバリエーションが幾つかあるが、これは60年代Jazz BassをモチーフにしたCJB-60sのフレットレスタイプだ。ちょうどフレットレスも探していたのでこれ幸いと購入させてもらった。

まず、音はJazz Bassぽい音がする。特に1弦と2弦は文句がない。3弦は少しパンチがないが許容範囲だと思う。問題は4弦で、スラップしたり指で引っ掛けるように弾いた時は許容範囲のように思うが、普通に弾くと芯がなく弱々しい感じになってしまう。特にサステインが全然ないので気持ちよく弾けない。

これがスケールの短さからくるテンションの弱さに起因するのか、ピックアップの特性なのか、ボディがポプラという軽い材質だからなのか、はたまたブリッジやナットの材質が原因なのか分からないが、この弱々しさには耐えられない。

大雑把に言うならば、1弦と2弦は「Jazz Bassだね」と思うが、4弦が鳴ると「どこのベースですか」という感じだ。

とは言え、手の小さい自分にはちょうど良いスケールだし、弦のテンションも十分あるように思うし、不安だったオクターブピッチも問題ない範囲に調整できるし(ペグがもっとしっかりしたものなら、調整もさらにやりやすいだろう)、気になるのは4弦だけなのだ。

そこでアクティブ化してベースをブーストしたら良いのではないかと思ったが、アクティブ回路の値段が本体を上回る可能性があるわけで本末転倒だろう。

だが、このまま転売するのも惜しい。それくらいに気に入ったベースなのだ。

ふと思いついたのが、アクティブ回路を仕込むのでなく、外部プリアンプで弱点を補えるのではないかということだ。ベース用外部プリアンプについては全くと言って良いほど知識がないが、それでもサンズという名前をよく聞くので、とにかくサンズのプリアンプがどんなものか調べてみると、SamsAmp Bass Driver DI V2というのが正式名称らしい。


しかし値段が3万円前後するのでは、ベース本体の定価より1万円以上も高くて検討に値しない。

どうしたものかと考えていると、こうしたメジャー製品の常として安価な対抗製品がありました。BehringerのBDI21というものだ。


しかも値段は3,000円前後らしい。仮にプリアンプとして使えなくても、DIとして使えるから買って損にはならないだろう。これは試すしかないとすぐに注文して使ってみると、自分が考えるところの音に非常に近い音まで調整ができる。自由自在に調整できるわけではないので、万人が満足するとも思えないが、CJB-60s/FLの弱点を補うには十分だ。特に全体にサステインが出て気持ちよく弾けるようになった。

こうしてBDI21を介して出た音を聴いて、定価が2万円を切るベースだと思う人はいないと思う。

外部プリアンプを使えば満足いく音になるわけだから、このままBDI21と組み合わせて使えば良い話ではあるが、こうなると本体をアクティブ化してみたいという欲求に抗うのが難しくなってきた。

色々と考えた結果、CJB-60s/FLをアクティブ化する変則アイデアを思いついた。まだ思いついただけで実現可能なのか、可能だとしても効果があるのかは分からない。ぜひとも近日中に挑戦してみたいと思う。

スマフォが充電されなかったのはケーブルのせいだった

最近auのスマートフォンをAQUOS shv33に変えたんだけど、なんか正常に充電しないのでバッテリの初期不良かと思ってたら、充電用のUSBケーブルのせいだった。前の機種から使っていた100円均一で売ってる巻き取り式の充電ケーブルではダメで、前の機種についてきた純正ケーブルにしたら充電されるようになった。shv33にとってケーブルのアンペアが足りなかったということか。機種によっては充電器どころかケーブルも付いてこない時代だから、今後は注意しないといけないなぁ。