グラフィック

Atomic View 1.5.4

先月からiPhotoが起動しなくなったので、代わりになるメディアブラウザを求めて、色々なソフトを試した結果、Atomic Viewiconに行き着いた。

iPhotoの調子が悪いのは、以前からで、その度に、再インストールするなどして復旧して来たが、もう面倒なので、他のソフトに乗り換えることにしたのだ。

写真などのメディアファイルを閲覧するソフトは、世にたくさんあるが、Atomic Viewにしたのは、メディアのコンテンツを分析していて、選択している項目を中心に、内容が近しいものを近く、遠いものは離して同心円上に配置する一覧機能と、マップ上で地域を指定すると該当する地域で撮影されたメディアだけをフィルタリングして一覧してくれる機能が面白いと思ったからだ。その他にも山ほどある条件で膨大なメディアを高速フィルタリングできる。

私は、iPhotoをほとんど写真の閲覧ソフトとしてしか使っておらず、編集したり、書き出しすることがあまりない。なので、Atomic Viewの高度で豊富な機能をすべて使い切ることはないと思うが、閲覧にしか使わないからこそ、多様な条件で高速フィルタリングできる点に魅力を感じたのだろう。

欧州のソフトの常として、独特のインタフェースを持っており、当初は取っ付きにくいが、味も素っ気もないiPhotoよりも使う楽しさは数倍あるように感じられる。

なお、iPhoto LibraryファイルをAtomic Viewにドラッグ&ドロップするだけで、中身を参照するリンクを作成してくれるようで、乗り換えに苦はなかった。