Bluetoothイヤホンを買う

以前、ここでAKG Q460というヘッドホンについて書いたことがあるが、コンパクトでありながら音と軽さのバランスが良いヘッドホンで非常に気に入っており、出張の際は常時装着してきた。


ところがiPhone 7+ではイヤホンジャックが廃止されたためヘッドフォンが使いにくくなった。iPhone 7+にはLightningコネクタをイヤホンジャックに変換するケーブルがついて来るが、これが非常に脆弱で案の定半年と経たずに断線してしまった。また、iPhone 7+にはLightningコネクタが1個しかないため、ヘッドホンを接続している間は充電ができない。

そんなわけで、これを機会にBluetooth方式の無線イヤフォンを買うことにした。ヘッドホンでなくイヤホンなのは、単純にヘッドホンはまだ値段が高いが、イヤホンは根気よく探せば安い製品が見つかるからだ。

本命はAppleのAirPodsだが、所詮はイヤホンであり、音については多くを期待できない。


であるならば、とことん安い製品を選ぼうということで探したところ、
デジタルランドのDL-726という製品が1,600円くらいで投げ売りされていた。仕様的には、Bluetooth 3.0とさらに省電力な4.0でないし、ノイズキャンセリングもないので、世代的に古い製品なのだろう。すでに製品ページもないようだ。

しばらく使っているが、音飛びもないし、ノイズもほとんどない。音はデフォルトでは高音がキンキンするが、iPhone側のミュージックでイコライザをSmall Speakerにしてやると丁度良いようだ。

Bluetooth 3.0のため連続再生時間が3時間以下のところが気になるが、基本的にBluetooth対応で軽くコンパクトなヘッドホンと出会うまでのつなぎのつもりなので良しとしよう。

なお、最初からついてきたイヤーパッドが一般に言うMサイズなのだが、自分の耳の穴が小さいのかうまく合わず、すぐに抜けてしまった。そこで100円ショップでSサイズのパッドを買ってきて取り替えてみたところ、非常に具合が良い。

Bluetooth方式のイヤフォンを探している人で、私のようにつなぎの製品を探している場合には安い製品の中でがっかりさせられなさそうなのを選んでも良いだろうが、しばらく使い続けるのであれば素直に省電力で連続使用時間が長いBluetooth 4.0とノイズキャンセリング機能付きの製品にすることをお勧めする。