Aquos Phone SH-12c

試験用のAndroid携帯電話として、DocomoのAquos Phone SH-12cを入手した。

SH-12cは、持った感じも悪くないし、本体の質感も、そこそこ高級感がある。

あくまで試験用なので、せっせと使う予定はないのだが、とりあえず、3Dカメラとして持ち歩いて見ようかな、とは思っている。

カメラについては、まだそんなに試験していないのだが、かなりよいように思われる。少なくとも、接写しても、IS-03のような完全にフォーカスしない写真にはならない。IS-03では、名刺を撮影してもぼけてしまうから、ビジネス用途で使い物にならないが、SH-12cでは、名刺も鮮明に撮れる位の接写能力がある。

私は、そこら辺で見かけた花とか虫とかを、メモのように撮影することが多いので、接写が大事なのだ。

また、ここで、何度か書いたが、私のiPhone 4には、空き容量が少ないので、ミュージックが保存できない状態だ。そこで、AUのIS-03をiPodのように使っているのだが、SH-12cにもEltima SyncMateiconを使って、iTunesライブラリが同期できたので、今後は、SH-12cをミュージックプレイヤ兼3Dカメラとして持ち歩いても良い。

音の方は、非常に地味な感じで、FMラジオみたいな音がする。良くもないが、悪くもないと言う感じだろうか。こう書くと、今ひとつのように思われるかもしれないが、この地味な音作りと言うのは、案外と長時間の利用で耳が疲れなくて、よい面もある。

なお、SH-12cでは、Eltme SyncMateで、問題なく住所録などが同期できた。IS-03では、これがうまくいかなかったので、結構うれしい。

あと、SH-12cにインストールされているEvernoteを起動したら、無料で1年間プレミアムアカウントを利用できるとの通知があった。

特に、SH-12cに限らず、携帯電話をデジカメの代わりに使うとなると、撮影した写真をどうやってパソコンに移動させるか、というのが問題になるが、Evernoteに貼付けておくだけで、パソコン側からも利用できるようになるので便利この上ない。プレミアムアカウントなら、月に1GBまでアップロードできるので(無料アカウントでは60MBまで)、写真もどんどんノートに貼付けて同期できる。

実は、iPhone 4の写真をパソコン側に簡単に移す方法としてEvernoteを使うために、プレミアムアカウントを購入しようと思っていたので、これはラッキーだった。

不満が全くないわけではなくて、やはりAndroidの常として、バッテリの減りは異常に早い。そして、一度バッテリが切れてしまうと、付属のUSBケーブルでパソコンにつないでも充電されないようだ(取扱説明書には、パソコン側にUSBドライバがインストールしてあると充電できるみたいに書いてあるけど、それってWindowsのことで、Macは対象外でしょ)。以前のFOMA用AC電源を探し出さないといけないのかな?面倒だなぁ。100円ショップで売っている、FOMA充電できるUSBケーブルを試してみようかな。