Apple Bumper

ここでちょっとiPhone 4について書くと、ちらほらと問い合わせが来たりして、やはりiPhone 4の注目度の高さには驚かされるばかりです。

特に「iPhone 4を買うんですが、ケースは無料のBumperでいいですか?」という疑問と言うか、悩みが多いようです。試せば自分で判断できることなので、まぁ、届くまでの楽しい悩みというところでしょう。

見栄えからいえば、Bumperは本当に素晴らしい製品です。また装着して持っていると、まるでケースなど付けていないかのように非常にしっくりして、なぜAppleが最初からこのケースを付属品としてパッケージに入れなかったのか、不思議なくらいです。

前に書いた通り、私が使っているケースは、Simplism iPhone 4用シリコンケースセットシリーズ TR-SCSIP4という製品です。

Apple Bumperは、次の3つの理由で使っていません:

1)ボタン部分を思わず押してしまうことがある。
2)背面が保護されない。
3)ストラップが付けられない。

Bumperでは、ボタンをカバーする部分が、まさにボタン様になっていて出っ張っているのです。そのため、まるでiPhoneがむき出しのままで、カバーなど付いていないようなクールな見栄えです。

ところが、私の持ち方にも原因があると思いますが、本体を少し強めに握ると、このボタンを押してしまうことがあります。一方、シリコンケースでは、ボタン部分は弾力性のあるシリコンゴムでカバーされています。そのため、少し強く触れたくらいでは、ボタンが押されることはありません。

背面が保護されない、というのは、保護フィルムを貼ればいいことなので、気分の問題だと思いますが、次のストラップの問題と相まって、iPhone 4を落とした場合を想定すると、精神衛生上よくありません。

で、ストラップです。iPhoneにストラップが要るかどうかは、議論が分かれるところでしょうが、私にとって、ストラップの有無は案外と重要です。というのも、普段からデジカメで写真を撮る際に、本体を体から離して、ちょっと変な姿勢で撮ることが多いからです。

本体をしっかり体の正面に構えていれば、問題ないですが、片手で突き出して撮ったりしていると、いつ落とすとも限りません。しかも野山で写真を撮ることが多く、岸から川や湖の上に本体を突き出したり、崖から本体を突き出して写真を撮ることもあります。落とせば一巻の終わりでしょう。

で、シリコンケースにストラップホールがあれば、指や手首にはめられるタイプのストラップを使うことで、安心して撮影に臨めるわけです。

つまり、私にとってBumperは、選択肢になりません。が、Bumperの見栄えと使い心地は、本当に良いので、悩んでいるなら、とりあえず無料のBumperが届くまで待って、しばらく使ってから考えるのが正解だと思います。