AU Sharp IS03(とiPhone 4)
開発中のソフトウェアのためにAUのIS03を入手した。
ここで何度も書いているように、私は、iPhone 4を使っているので、このIS03を常用する予定はないのだが、仕事なので仕方ない。
で、IS03をしばらく使ってみて、Androidというのも、案外と楽しいものだ、という気がして来た。
IS03の本体パッケージングを見ると、iPhone 4ほどの完成度はない。確認したわけではないが、中国の携帯電話ケースのメーカの資料を調べると、そっくりな汎用ケースが出ているので、一から設計したものだとしても、凡庸なデザインと言わざるを得ないだろう(中国のことだから、Sharpのデザインを真似て、そっくりな汎用ケースが製造販売されている可能性もあるので、念のため)。
いずれにしろ、高級感と言う点では、ピカピカの金属とピアノブラックを合わせた秀逸なデザインのiPhone 4に見劣りすることは確実だ。
ただしIS03は、他の標準的なAndroid携帯より薄いし、背面が少し丸みを帯びた形状は、非常に持ち易い。その軽さと相まって、女性には喜ばれそうだ。
OSとしてのAndroidについては、AppleのiOSに一歩も二歩も及ばない点があるが、これまでの標準的な携帯電話から乗り換えた場合、十分に先進性を味わえる出来と言える。むしろ、iOSほどの未来感がなく、どちらかというとWindowsやUNIXの延長上のような動作と操作感のため、標準的な携帯電話ユーザに取って、iPhoneよりとっつき易いかもしれない。
日本におけるAndroidの弱点である、ゴチャゴチャして使いにくい上に、日本のAppが少ない、GoogleのAndroidマーケットのことを考えると、まだ内容的に充実していないがAU独自のAppマーケットが用意されているのは嬉しい。
電子書籍、音楽、動画などのコンテンツを楽しめるSharpのGalapagos Squareについては、自前なのか第三者製なのか、素性がよく分からないプレイヤのインストールを強要されるなど、使い勝手は良くない(開発元のホームページを開くオプションがあるようだが、わざわざ見に行く人などいるのだろうか。私も即刻インストールをキャンセルし、Galapagosの機能もコンテンツも未だ使っていない)。
業界のGalapagosに寄せる期待は高いようだが、このままでは、マイナーな存在に甘んじそうな気がする。コンテンツの閲覧や再生が、Androidと有機的に連動するようになれば、電子書籍のオンラインストアとして有望そうなだけに惜しまれる。
iPhone 4に輪をかけて電池のもちが悪いが、スリープ状態にすると起動中のAppを自動終了できるAppがあるので、インストールして上手に設定すれば改善が期待できる。この辺、iPhone 4にも欲しい機能だ。
個人的には、カメラが気に入った。950万画素と画素数が多いのも良いし、シーンセレクタやホワイトバランスの調整に加え、本体側面に半押し可能なシャッタキーが用意されているのも、携帯電話と言うよりデジカメのように使えて楽しい。
iPhone 4のカメラは、携帯電話で写真を撮る新たな楽しみを与えてくれるが、真剣に写真を撮るには心もとなくて、別にデジカメを持ち歩きたくなる。IS03のカメラを触っていると、デジカメの代わりに、軽くて薄いIS03を持ち歩くのも良いかも知れないと思ったりする。
まだ、そういう使い方をするか分からないが、デジカメとして以外にiPhone 4とIS03の両方を持ち歩いても良いかなと思う理由に、テザリングがある。IS03をテザリングに使えば、出張中でネットワークがない場所でもパソコンでネットを使えるので、いざと言う時に重宝するかも知れない。最近は、公衆ネットワークも増えているので、どうしてもということは少ないだろうが、あって良かったと言うことはあり得そうだ。
私にとって、お財布ケータイは、猫に小判だが、ワンセグは嬉しい。以前のAUの携帯電話では、電波が届かなかった屋内でも、IS03だと受信できているので、内部的に進化したのか、ケースやアンテナなどの設計が構造的に有利なのだろう。家でワンセグが観られないとお嘆きのAUユーザは、IS03を試す価値がありそうだ。
FMトランスミッタや赤外線通信など、私は使わないだろう機能がてんこもりのIS03だが、Android OSのバージョンが2.1のままなのは、いただけない。日本向けに加えた改良が足を引っ張っているため、2.2へのアップデートが2011年3月になるらしいが、その頃には2.3が標準になっているはずで、そのままずっと周回遅れにならないことを祈るばかりだ。いっそ、この3月のアップデートで2.3にジャンプしてくれないかと淡い期待を持ったりしている。
なお本体のプラスチックは、傷がつき易いようで、擦り傷など気になる向きは、ケースと保護シールが必需品だ。
ここで何度も書いているように、私は、iPhone 4を使っているので、このIS03を常用する予定はないのだが、仕事なので仕方ない。
で、IS03をしばらく使ってみて、Androidというのも、案外と楽しいものだ、という気がして来た。
IS03の本体パッケージングを見ると、iPhone 4ほどの完成度はない。確認したわけではないが、中国の携帯電話ケースのメーカの資料を調べると、そっくりな汎用ケースが出ているので、一から設計したものだとしても、凡庸なデザインと言わざるを得ないだろう(中国のことだから、Sharpのデザインを真似て、そっくりな汎用ケースが製造販売されている可能性もあるので、念のため)。
いずれにしろ、高級感と言う点では、ピカピカの金属とピアノブラックを合わせた秀逸なデザインのiPhone 4に見劣りすることは確実だ。
ただしIS03は、他の標準的なAndroid携帯より薄いし、背面が少し丸みを帯びた形状は、非常に持ち易い。その軽さと相まって、女性には喜ばれそうだ。
OSとしてのAndroidについては、AppleのiOSに一歩も二歩も及ばない点があるが、これまでの標準的な携帯電話から乗り換えた場合、十分に先進性を味わえる出来と言える。むしろ、iOSほどの未来感がなく、どちらかというとWindowsやUNIXの延長上のような動作と操作感のため、標準的な携帯電話ユーザに取って、iPhoneよりとっつき易いかもしれない。
日本におけるAndroidの弱点である、ゴチャゴチャして使いにくい上に、日本のAppが少ない、GoogleのAndroidマーケットのことを考えると、まだ内容的に充実していないがAU独自のAppマーケットが用意されているのは嬉しい。
電子書籍、音楽、動画などのコンテンツを楽しめるSharpのGalapagos Squareについては、自前なのか第三者製なのか、素性がよく分からないプレイヤのインストールを強要されるなど、使い勝手は良くない(開発元のホームページを開くオプションがあるようだが、わざわざ見に行く人などいるのだろうか。私も即刻インストールをキャンセルし、Galapagosの機能もコンテンツも未だ使っていない)。
業界のGalapagosに寄せる期待は高いようだが、このままでは、マイナーな存在に甘んじそうな気がする。コンテンツの閲覧や再生が、Androidと有機的に連動するようになれば、電子書籍のオンラインストアとして有望そうなだけに惜しまれる。
iPhone 4に輪をかけて電池のもちが悪いが、スリープ状態にすると起動中のAppを自動終了できるAppがあるので、インストールして上手に設定すれば改善が期待できる。この辺、iPhone 4にも欲しい機能だ。
個人的には、カメラが気に入った。950万画素と画素数が多いのも良いし、シーンセレクタやホワイトバランスの調整に加え、本体側面に半押し可能なシャッタキーが用意されているのも、携帯電話と言うよりデジカメのように使えて楽しい。
iPhone 4のカメラは、携帯電話で写真を撮る新たな楽しみを与えてくれるが、真剣に写真を撮るには心もとなくて、別にデジカメを持ち歩きたくなる。IS03のカメラを触っていると、デジカメの代わりに、軽くて薄いIS03を持ち歩くのも良いかも知れないと思ったりする。
まだ、そういう使い方をするか分からないが、デジカメとして以外にiPhone 4とIS03の両方を持ち歩いても良いかなと思う理由に、テザリングがある。IS03をテザリングに使えば、出張中でネットワークがない場所でもパソコンでネットを使えるので、いざと言う時に重宝するかも知れない。最近は、公衆ネットワークも増えているので、どうしてもということは少ないだろうが、あって良かったと言うことはあり得そうだ。
私にとって、お財布ケータイは、猫に小判だが、ワンセグは嬉しい。以前のAUの携帯電話では、電波が届かなかった屋内でも、IS03だと受信できているので、内部的に進化したのか、ケースやアンテナなどの設計が構造的に有利なのだろう。家でワンセグが観られないとお嘆きのAUユーザは、IS03を試す価値がありそうだ。
FMトランスミッタや赤外線通信など、私は使わないだろう機能がてんこもりのIS03だが、Android OSのバージョンが2.1のままなのは、いただけない。日本向けに加えた改良が足を引っ張っているため、2.2へのアップデートが2011年3月になるらしいが、その頃には2.3が標準になっているはずで、そのままずっと周回遅れにならないことを祈るばかりだ。いっそ、この3月のアップデートで2.3にジャンプしてくれないかと淡い期待を持ったりしている。
なお本体のプラスチックは、傷がつき易いようで、擦り傷など気になる向きは、ケースと保護シールが必需品だ。