ASUS S1プロジェクタ

これまで東京のそこそこのサイズの会議室でやっていた講演会というか説明会を地方で小さな会議室やレンタルスペースでもできるように、モバイルプロジェクタを買った。

ネットでモバイルプロジェクタを検索すると色々な製品が出てくるが、バッテリ駆動で、ある程度の明るさがあり、軽いものを探してASUS S1という製品を購入した。もっと安い製品もあるが明るさが足りなかったり、重さが1kg弱あったりして総合的にS1にしたものだ。


実はPowerPointのプレゼンをスマートフォンから無線で投影させることが、今回の製品選定で一番重要な条件なのでWiFi対応している製品のが都合が良いのだが、モバイル通信は不安定だったり設定が面倒だったりで対応していれば良いというわけでもない。可能であれば、通信が早くて安定しているChromecast 2が使いたい。

で、ASUS S1はWiFi対応していないのだが、HDMI入力があるだけでなく、給電出来るUSBポートがあるので常時給電が必要なChromecast 2も使えることが分かっていた。

さらに言えば、カフェやレンタルスペースの場合はWiFiアクセスポイントがない可能性があるから、アドホックのようにプロジェクタとスマートフォンを直接通信させてスマートフォンから投影できる必要があるのだが、Chromecast 2にはゲストモードというアクセスポイントを必要としない通信方式があるから問題ないのだ。

Macで作成してGoogle Driveに保存しておいたPowerPointのプレゼンテーションファイルをAUのAQUOS SERIE mini SHV33のGoogle Driveアプリで開き、Office Suiteで開いてChromecastにゲストモードで接続することでWiFiがない環境でPowerPointプレゼンテーションをS1で投影できることを確認した。

これでS1、カメラ用のトラベル三脚、Chromecast 2、スマートフォンだけ持って歩けば、どこでもプレゼンができる。

Hofner IGNITION BASS

宅録環境を新しくしてから2曲目となる新曲(と言っても30年前に書いた曲のセルフカバー)を録音し始めたが、どうしてもベースが思ったように演奏できない。

自分のベースは、Fender JapanのPrecision BassとJazz Bass Specialだからエレキベースとしては標準のスケールだと思うが、手が小さいので4フレットと7フレットを素早く行ったり来たりするフレーズに無理があるのだ。何度も弾いている内に腕の筋が痛くなり始めたため諦めて打ち込みにしてみたが、思った感じにならない。

で、ふと考えたのが、ギターの方もショートスケールで高い品質のパーラーギターがあるように、ベースにもオモチャでないショートスケールベースがあるのではないかということだ。

調べてみると、エレキベースにはショートスケールというジャンルがしっかり確立しているらしいことが分かった。どうやらテンションが低い弦が生み出す独特の味わいを好むプロもたくさんいるらしい。

とは言え、所詮はアマチュアの趣味だから高額な製品でなく5万円前後の製品を探してみると、ポールマッカートニーが使っているバイオリンベースにアジア製の廉価版、
IGNITION BASSシリーズがあった。

バイオリンベースは値段が高いドイツ製しかないと思っていたので廉価版があることにびっくりすると共に、腰痛と肩痛のために重いベースを担いでライブできない身としては願ったり叶ったりだ。地味なベースだから少しでも映えるように限定色のスノーブルーのHofner Ignite Bassを購入してみた。


弾いてみると、とにかく弾きやすい。スケールが短いので指が楽に届くこともあるが、ネックの形状も自分に合っているようだ。また本体が小さくて軽いので、これなら担いでライブで使っても全く問題ないだろう。

肝心の音だが、よく言えば深く暖かい、悪くいうとちょっとモコモコと言うかモヤっとした感じではあるが、テンションが低いからなのかブンブンいう感じがする。最近のビシっとカリッとしたベースと比べると、やや古臭い音なのかも知れない。

ちなみにEpiphoneにもバイオリンベースそっくりのビオラベースというのがあり、バイオリンベースのコピーかと思ったら、構造も設計思想もかなり違う製品だった。Epiphoneファンとしては惹かれたが、本体がバイオリンベースより重いし、腐っても鯛と言うか、廉価版とは言えバイオリンベースならHofnerだろうと最終的に製品を決定した。

久しぶりにベースを弾く楽しさを感じた。そしてショートスケールの高品質なベースがもう1台欲しくなった。Precision BassとJazz Bass Specialを売って、10万円台くらいの製品を探そうかな。

Tailoy BT2ギター

最近は、TAYLOR Baby Taylor Mahogany BT2ばかり弾いている。

BT2を買うことになったきっかけは、メインで使っていたエレアコ、Ovation Pinnacleのブリッジがはがれ始めたので、自分で修理するまでの間に宅録なんかで使うエレアコが必要になったことにある(BT2はエレアコではないが、外付けのピックアップを付けている)。

Pinnacleが治るまでのピンチヒッターなので、そんなに高価なギターでなく、とは言えおもちゃでもないギターを探していて、ミニギターという選択肢に思い至った。と言うのも、もともと手が小さいためレギュラーサイズのギターでは辛い場面が多かったからだ。

ミニギターというとおもちゃのイメージがあり、普通なら買おうとは思わなかったはずだが、ピンチヒッターだし、Pinnacleが治ったらサブギターになる予定だから、むしろ通常なら買わなそうなギターのが面白いと思ったわけだ。

で、ミニギターというものを色々と調べてみると、大まかにパーラーギター、ミニギター、トラベルギターなどがあることが分かった。そしてトラベルギターは可搬性と堅牢性を重視して音は今ひとつ、ミニギターはおもちゃ、パーラーギターというのが楽器としての性能と品質を持つ小型のギターであると理解した。

となれば選択肢はパーラーギターということになるが、それもきちんとした定義はないみたいでミニギターと呼ばれることも多い。どれがパーラーギターなのかわからないわけだから、逆にミニギターでも値段が7万円前後くらいならパーラーギターというカテゴリなのではないかと推測し、TaylorのBaby TaylorとMartinのLX1をYouTubeで聞き比べて好みの音に近いBaby Taylor BT2を買ったのだ。

その後、K.Yairi K.Yairi/Nocturne ノクターン ST【ヤイリ】というミニギターが出ていることを知り、国産にした方が良かったかなと思ったが、音を聴いたところ好みではなかったのでホッとした。

さて、しばらくBT2を弾いて痛感するのが、自分の手のサイズではレギュラーサイズのギターはデカすぎたということだ。そしてもちろんレギュラーのTaylorには敵わないながらもBT2の素晴らしい鳴りを聴くと、自分は本来パーラーギターというものを使うべきなのではないかと考えるようになった。

そこでパーラーギターをもっと調べてみると、世界にはパーラーギターを引くプロフェッショナルが驚くほどにたくさんいるようだ。そんなギタリストの中に、
Dominic MIllerというギタリストがいる。Dominic Millerの名前は知っていたが、K.YairiのRAGをカスタマイズしたパーラーギターを使っているらしいことを初めて知った(もちろん他のメーカのギターも使っている)。

重要なのは、単に著名ギタリストもパーラーギターを使っているということではなくて、そんなDominic Millerが「靴は自分の足に合ったサイズを買うのに、なぜギターは手のサイズに合わない製品を買うのか?」と言っていることだ(そういうことを言っていたとネットで読んだ)。

手が小さくて苦労している身としては、この話を読んで雷に打たれたような気がした。今にして思えば当たり前のことだけれど、そんなことを考えたことは一度もなかったのだ。

というわけで、今はパーラーギターでメインになりうるエレアコとエレガット(外付けのピックアップでも問題ない)になんとなく注意を払っている。

今の所、パーラーギターについて知識も経験もないのでMartin(
Ditson)とかK.Yairiとか著名なメーカしか見ていないが、 K.YAIRI Shizuku ST ミ二クラシックギターとかK.Yairi RAG-90V NS アコースティックギター フォークギター スマートシリーズ (Kヤイリ RAG-90V)とか、いつか欲しいなと思っている。

TASCAM iM2

Dropboxを経由すれば、iPhoneで録音したオーディオをFizzKicks.comに直接アップロードできることが分かったので、iPhone 6+に接続してステレオ録音できるマイクを探していたら、AmazonでTASCAM ステレオコンデンサーマイク iPhone/iPad/iPod touch用 ブラック iM2-Bがすごく安くなっていたから買ってみた。

iPhone 6+はコネクタがLightningなのでiM2のDockコネクタをLightningに変換するコネクタが必要だが、それもAmazonでApple Lightning - 30ピンアダプタ MD823ZM/Aを買っておいた。なお、純正のコネクタしか使えないと思うので、安いからといって互換製品を買ってはいけない。

録音に使うアプリにもよるが、ローパスフィルタやリミッタを使うこともできるし、録音したオーディオトラックを分割したり、不要な部分をトリミングしたりもできる。これでiPhone 6+でライブを録音し、iPhoneだけで編集してそのままアップロードできるようになる。

音質から言えば、ZOOM ズーム XYステレオマイクロフォン iPhone / iPad 用 iQ6ZOOM ズーム MSステレオマイクロフォン iPhone / iPad 用 iQ7を選ぶべきなんだろうけど、どこまで言ってもiPhoneでの録音なんだからとりあえずはステレオの16bit/44.1KHzで録音できれば文句はない。

ストッパーXなど

島村楽器のHistory HEG-120(Fujigen製造のエレガット)の弦が切れたので張り替えようと思い立ってから約一ヶ月、弦アースが取れてない時になるジーという音が鳴る状態なので、張り替える前に修理に出した方が良いんだよなぁと迷っていたが、アンプから音を出すことがほとんどないので(アンプから音を出す時はYamahaのSLG130Wを使っているので)、修理はいつでも良いやと思い直して弦を張り直すことにした。

ただ張り直しても面白くないので、以前からYahooオークションで見かけて気になっていたストッパーXを試してみようと考えた。ストッパーXは、ガットギターの弦の末端に付ける小さな象牙製の部品で、フォークギターの様に弦を張ることができるようになる。製品の考え方からすると、張りやすくなるだけでなく、弦が滑らなくなるのでチューニングが安定しやすくなると共に、弦とギター本体の接点がストッパーXに集中するので鳴りが良くなるということらしい。

YahooオークションでストッパーXを購入した時、似た様な部品で「響」というものも見つけた。こちらは小さな球体なのだが、フォークギターの弦に装着することでギター本体と弦が密着して鳴りが良くなるという製品だ。

響だけでは、普通のガットギターの弦に付けることはできないが(不可能ではないだろうが、面倒だし効果も薄そうだ)、ガットギターの弦にストッパーXを付けるとフォークギターの弦と同じ状態になるので、そこに響を付けられそうだ。

というわけで、両方買って両方つけてみた。
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ガットギターの弦の末端にストッパーXが付いているのでブリッジに弦を巻きつけなくてもよく、かつ球体の響がブリッジの弦を受ける部分のくり抜かれた様な凹みに嵌って密着した状態だ。

まず、ストッパーXによって弦を張るのが非常に楽になる。また弦が滑らないので、チューニングも一度安定するとズレが少ない様に思う(ナイロン弦は伸びるからずれなくなるわけではない)。

そして響によって弦がギター本体に密着するからか、良く鳴るのである。HEG-120は、アンプを通さなければほとんど音は鳴らず、おもちゃの様な音しか出ないギターだが、この状態ではネックに振動が伝わる位に鳴っている。

この組み合わせは、想像以上に良い結果が得られた。

ストッパーXと響の接点が小さいため、ストッパーXがいずれ破壊されてしまうのではないかという心配があるが、それもしばらく使っていれば分かるだろう。

とにかく面白いものを買って試せたし、音も良くなったので、HEG-120を使う機会は増えそうだ。このままの状態で修理に出すとストッパーXか響を紛失されそうなので、次に弦が切れた時が修理のタイミングかな。

しばらく使って問題なければ、SLG130にも付けてみよう。